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2009-05
09/05/31 幸福実現党大会 テキストと映像
- 2009-05-31 (日)
- 幸福実現党の政策とニュース
2009年5月31日「幸福実現党」大会。
講演会が終わった後、党大会があった。
これもテキストに起こされた会員さんがおられるようで、全文のテキストをゲットしたので、またもや下記にこっそり掲載させていただく。
動画で見たい方は一番下からどうぞ。
みどころとして……
冒頭の、饗庭さんのお父上の話には、涙する思いだった。
父子鷹の美談である。
立派な方であったのだな。
こうした方が戦後の日本を支えて下さったのだと手を合わせたい思いであり、その思いをストレートについだ饗庭さんも見事である。
きょう子夫人の言説もキレがよい。具体的な話をからめて、説得力がある。
ご子息の入学時の学生課の話、「サブプライムは頭のいいひとの考えたインチキ商品」で、それにだまされてアメリカが大変なことになった話、しかし、日本は本当は被害が少なかったが、与謝野大臣の金融引き締めでこんな不況になってしまった……等々。
また、新しい政策として「リニア新幹線で国内を結ぶ」というのが面白い。
政策に夢があり、聞いていてわくわくする。
政策を読んで心楽しくなるなど、この党以外ではちょっとありえないな。
……にしても、最後の里村さんと田中さんの対談に出てくる、現状の中国の情報統制に関して、正直読んでぞっとした。
占領されたら日本もこうなる。ネットや携帯など全部アウトである。
怖い話だ。
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■5.31「幸福実現党」①あえば党首挨拶
日本の繁栄と自由を象徴するこの大阪で記念すべき大川隆法総裁の講演の日に、こうして話をさせていただける栄誉に心から感謝いたします。
幸福実現党の党首として今、何故、自分がここにいるのかと振り返るとき、今は亡き自分の父の姿が思い出されます。
私の父は皆様と同じ関西、滋賀県の人間でした。父の青春時代、それは第二次世界大戦の末期、アメリカの爆撃から、落とされる、火炎を吹き上げる爆弾の中を逃げまどいながら生き延びた人間です。
若かった頃の友人の9割は、その火炎の中で死んでいったと聞きました。戦争が終わってから、父は地元で中学校の教師となり、優しく強い先生としてずいぶん生徒達には慕われていたようです。
しかし来る日も来る日も風の吹く丘の上から琵琶湖を眺め、僕にはまだやるべき使命があるんじゃないか、こう思い立ち上京し、通信制で大学に通い、そして弁護士となりました。弁護士となってからの父は、日本医師会や、日本赤十字社の顧問弁護士となり、裁判における勝率は、一説では99パーセント。電設の弁護士であったそうです。
幼いながらにその父の背中を仰ぎ見ながら、よく父は私に語ってくれました。こうした自分の半生を振り返りながら「俺にも一つの使命があった。お前にも使命が必ずあると思う。それを人生の中で探し出せ」といわれました。
父は決して自分に跡を継がせよう、弁護士にしようという強要をすることもなく、それでも尊敬をしておりましたから父の後に続き自分も大学では法学部に進学をし、そして自分探しの旅を始めました。
学内ではそれこそ日本の将来や自分自身の夢について語り合う、多くの仲間や友人を得ました。そして大きなサークルの活動を、責任者をしたり、また様々な政治の勉強会に参加をする内に仲間内からも、「饗庭は政治家に向いているんではないか」と、こういわれるようになりました。
政治家になろうと自分自身の使命感を一点に定めてから、私の周りには様々な事態が起きました。心から尊敬を出来る大学での先生との出会い、そして今日、講演をくださった大川隆法総裁、幸福の科学との出会いがありました。
そして当時、テレビ中継でなされる政治家の様々な答弁などを見ていても、完了がつくった原稿のページをめくりながら、ただそれを読み上げるだけの答弁をズーッとしていました。
ある当時の首相は完了のつくったページの2ページと1ページを入れ間違えて、2ページ目から読んで、次に1ページ目を読むという非常に情けない状態でありました。
マスコミも当時から政治家は尊敬できない存在だという報道をズーッと続けている中で、このまま政治家が尊敬されない日本になったならば日本の将来は大変なことになるんではないか。強い危機感を抱きました。
そこで私はまず多くの方々から認めてもらえるようなリーダーの器、リーダーとしての人徳、これを磨き上げるために幸福の科学の門をたたき、そして20数年間に渡って大川隆法総裁から様々に鍛えていただきました。
幸福の科学の教えの中に、その中心の教えの中に心の中で強く思ったことは実現するという教えがあります。今、自分はそれを強く確信しています。今は『引き寄の法則』という名前でも有名な考え方です。
この使命感を自覚するという考えは、個人はもちろんですけれども、大きな集合体、組織や国にも当てはまると思います。
今は大変な時代です。今日の講演にもあったように、この日本は侵略の危機に晒され、経済は大混乱に陥り、再び日本が転落する危険をひめた非常に大変なときです。
しかし私たちは日本がこれから復活を遂げることは、もちろん大切なことだと思いますが、それだけではなく、日本が繁栄するだけでは、足りないと思います。
なぜなら世界は繋がっているからです。この日本がこれから繁栄を遂げていくことによって世界の国々に対して何をしていくのか。こういう使命感を持つことこそ、今の日本に、今の日本の政治に必要なものではないか、そう私は強く思っています。
ですから大阪の皆さん、そして日本中の皆さん、幸福実現党をご支援下さる方々、またこれまで自民党を応援してこられた方々、民主党を応援されている方々、政治に関心のない無党派といわれているそうした方々にも是非、お話ししておきたいことがあります。
今この国は重要な課題が山積みの状態です。今度の選挙の争点は馴れ合いのままで現実から目を背ける政治と、将来に希望の溢れる政治とどちらに参加しますかという点です。 あるいは降伏を実現できる政治と不幸を招く政治とどっちを選ぶかという点でもあります。
私は決して盲目的に楽観主義をいっているわけではありません。幸福や希望を実現できる政治を行うためには具体的な中身が一人一人に必要です。
それは熱い心であり、また今日、大川総裁がお話くださった『感動を呼ぶ生き方』を一人一人がなすことであると強く思います。
そのために必要なものは何か。それこそさっき申し上げた使命感であり、また一人一人、自分探しをし、国のために何が出来るのかという使命、ミッションを見つけ、それを果たしていくことだと思います。
それこそがこれからの迫り来る国難に対処する唯一の武器であると私は信じています。 ですから今日、お集まりいただいた皆様方に心から、最後に申し上げたいことがあります。
使命感を武器として、一人一人必ず自分にしかできない何かがあるのだということを、どうかいつもいつも考え続けていただきたいんです。
この国は私たち一人一人の使命の集結によって必ずや大きく作り替えていくことができます。そのとき、この日本は長いトンネルを抜けだし、そして夜明けを迎え、必ずや、世界のリーダーとして、大きな働きをすることが出来るようになります。
皆様と一緒に同じ希望を胸に抱き、同じ情熱を燃やし、共に使命を見つけ、共に使命を果たしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
■5.31「幸福実現党」③大川きょう子党首代行挨拶
みなさんこんにちは。
私が党首代行の大川きょう子でございます。
(よく聞こえない……)方々が多いと聞いておりますけれども、皆さんにとって大きな政治的な問題というのはどんなものでしょうか。
やはり就職を控えた方々にとっては景気ということではないでしょうかね。
私も二年ほど前、長男の大学の学校説明会にいきました。その頃はまだ学生課も強気だったんです。就職課、「大丈夫です。第一志望でなければ何とか押し込めます」と。もう強気でいっていました。「ただ、第一希望に行きたければ頑張ってくださいね。」ってそのぐらいで就職できない人が出るなんていうことは、考えてない。そのぐらい元気がよかったです。
ところがアッという間に冷え込んでしまいましたね。
それはアメリカ発の「サブプライム・ショック」というものが原因だといわれておりますけれども、実はね、サブプライムっていうのは何かというと、アメリカの頭のいい人達が考え出したインチキ商品です。
このインチキ商品を世界中にばらまいて、それを掴まされた人がパーになっちゃった。お金がなくなっちゃった。それであちこちで倒産が始まった。
それで日本も不景気なったといわれてるんですけれども、実際にはこのサブプライムで日本が直接こうむった被害っていうのは2兆円ぐらいだと。このインチキ商品で被った被害は2兆円ぐらいだといわれてるんです。
2兆円という額は、日本全体の経済から見ると、政府がちょっとばらまいたら、パッと消えて無くなるぐらいのすごく小さなものだったんです。
ほんとは日本経済の傷っていうのは、すごく浅かったんですけれども、これが非常に大きくなってしまった。
ほんとうはこの不景気の原因っていうのは、日本の不景気の原因はですね、サブプライムではなくて、その前に行われた与謝野財務大臣による金融の引き締めだったんですね。 で、それに加えて総理がですね、テレビに向かって「百年に一度の金融恐慌」と何度も、何度も繰り返すものですから、それを聞いて、もうあらゆる人が先行きの不安に駆られて、みんなが投資も消費も控えてしまった。これが日本の不景気の原因なんです。
日本の不景気は本当は政治家がつくったものなんです。アメリカはあんまり関係ないんです。
もし日本の政治家が未来にビジョンがあって、未来に明るく建設的なビジョンを打ち立てられる人がいたら力強く、「日本の経済を復興させるぞ!」っという人がいたら、この不景気、こんなにひどくなっていないんです。
ですから、私たちはもうばらまきしか考えられないような、ビジョンのない、頭の固い、古い政治家のみなさんには、もういっそ退場していただこうと思っているんです。
もういらない。これからは幸福実現党がやります。私たちには未来のビジョンがあります。まあ、年金問題等、いってますけれども、私たちは3億人国家というものを目指しているんです。日本の国家を3億人にしよう。みんながたくさん子供を育てられるように、大きな家が持てるようにしよう。
そして世界から移民も積極的に受け入れるよう。日本を国際的な国家にしよう。そういう考えを持っています。
また交通革命も考えています。リニア新幹線、こうしたものによって日本の国を結ぶだけでなく、世界も結んでいこう、こういう壮大な計画を持っています。
こうした未来ビジョンを持った人が、いま日本の政治に登場してくることが必要なんです。未来ビジョンがあれば日本の不況は打破できます。
そしてもう一つ忘れてはならないのは国防の問題です。先ほどからずっといわれておりますけれども、私たちの前に立ちはだかっている大きな問題は北朝鮮の核ミサイルの問題ですね。
世論調査では民主党に政権交代かというようなこともいわれていますけれども、民主党という政党は非常に致命的な欠陥を持った政党です。
それは何かというと民主党の中には国を守るということを真剣に考えている政治家がいないということなんです。
北朝鮮や中国というのが日本に対する軍事的な脅威であるにもかかわらず、それ考えたくない人の集まりなんです。
ですから私たちは民主党に政権を任せることは出来ません。
北朝鮮が核実験を行っています。彼らは核ミサイルを持つでしょう。それはおそらく3年ぐらいで核ミサイルを完成するはずです。
私たちに残された期間というのは約3年、そのぐらいが猶予だと思っています。
核ミサイルを持ったとしても常識的な国家であればそれを使うことはないんです。核っていうのはね、使ってしまいますとね、国際的な非難も浴びますし、外交のカードとして持っていることはあっても、それを実際に使うという人はいない。それが国際常識だと思われています。
しかし北朝鮮の金正日に今まで常識っていうものが通用したことがないんですよ。日本海側で数十名の日本人が拉致されているということを皆さん知っていますよね。
常識を持った人がこんなことを発想しますか。どんな考えをしたらよその国の人を拉致して、軍事演習で拉致するなんていうことを考えつくんでしょうか。
またこの間の4月のミサイル、日本の上空、飛んでいきましたけれども、衛星が乗っていたそうですけれども、衛星、海の中に落ちました。世界中の国が知っています。
ところが北朝鮮の中では「衛星打ち上げ成功、万歳!」で、成功のお祝いをしているんです。こんな情報鎖国の国が未だにあるんですよ。
こんなところに国際常識なんか通用するはずがありません。
ですから、あと三年後、北朝鮮が核ミサイルを持ったとしたら、私たちはこの非常識、金正日がどんなことをしてくるか、あらゆることを想定して、それに対する危機対応マニュアルもつくらなきゃいけない。国防を真剣に考えなきゃいけない、そういうところに来ているんです。
それは日本に対するミサイルの打ち込みということかもしれません。あるいは韓国に対する突然の進軍ということかもしれません。そのとき、一体、日本はどうするんでしょうか。それを真剣に考えている政治家は今、いるんでしょうか。
私たち幸福実現党は本気で日本人の生命と安全を守ります。出来ない尽くしの日本の防衛を建て直します。
そして憲法の改正を目指します。私たちは真剣に日本を守ろうと思います。
そして私たちはこの行動を通して、日本の将来の繁栄を、勇気ある繁栄を実現していきたいと思います。
皆さんともに頑張っていきましょう。
■5.31「幸福実現党」 報道局長・広報本部長代理
みなさんこんにちは。こんにちは広報本部長代理、田中順子です。
幸福実現党報道局長の里村英一です。
よろしくお願いします。
●田中:さきほど幸福実現党のVTRをご覧いただいたんですけれども、その中に出てきました北海度に送り込まれた里村さんです。
●里村:どうよろしくお願いします。
●田中:今この声が既に枯れているんですけれども、北海道以下かですか。
●里村:あのね、みなさんすいませんね、こんな声で。普段はもっと綺麗な声なんです。
●田中:いや、同じですから。
●里村:私のほうは昨日まで三日間既に苫小牧、あるいは室蘭というところで遊説、街頭演説をさせていただきまして、まあ大変なですね、反応がございまして、この中継をご覧になっておられる北海道のみなさんまた今週も北海道に行きますからよろしくお願いします。
●田中:よろしくお願いします。それでどんな反応が多いですか。
●里村:非常にですね、街頭演説をやっていても多くの方が足を止めて下さるんですね。
で、若いかが非常にパンフレットを取って下さるんです。そういう方々がパンフレットを取りましてですね、私がその前で街頭演説をやっているんです。で、真剣に聴いてくださるんです。
で、パンフレットを開いて党首がすごいイケメンだ、格好いいと。
●田中:政策の前にまずイケメンですか。
●里村:あの街頭演説している人とずいぶん違うといわれましてですね、いったい、いつt党首来るんですかと聞かれましたです。
●田中:それはみなさん楽しみにしていますよね。
●里村:実際に饗庭党首もですね、ユーチューブなんかの映像も、ものすごい、5万人を超える方が見てて、ページのランキングでもすごい上なんですね。
私も三日間ぐらい北海道に入って話をして、で、やっぱりいままでの日本の政党にはない、そういう政策を訴えている、考え方を訴えている。
ようは皆さんの力を引き出すんだと。国が何かをやる。あるいはそれを期待するじゃなくて、みなさんの中に眠っている潜在の力を引き出す政党ですという、こういう語りかけ、コンセプトというのは今までないんで、この辺が非常に多くの方に「頑張ってください」ってね、いっていただいた、手応えとして感じました。
●田中:政治を身近に感じていただいたということでしょうね。
教派ですね、是非会場の皆さんにお聞きしたいんですけども、今まで投票所に足を運んで、政治に参加したことがあるという方、手を挙げて見てもらいますか。
●里村:結構いらっしゃいますね。238名いらっしゃいましたね。
●田中:日本野鳥の会のメンバーではないんですが、そのぐらい視力と観察力をもっているんですけれども、あの実を言うと大変ごめんなさい。もっと少ないと思っていました。いや、これは驚きましたね。いい意味の裏切りでしたね。
●里村:実際にですね、私「ざ・」リバティ」という月刊誌の編集長もしているんですけれども、個々に若い人と話をすると、今日も平均年齢21歳ぐらいですけれども、実はね、非常に真剣に自分の人生、考えているし、社会のこれからのあり方を考えていらっしゃいます。
だから、そういう結果が、いま手を挙げられた方の多さに、すごい現れているかなあと言う感じしますね。
●田中:ものすごく皆さん真剣に聞いていらしたので、やはりご自分の中のそういった、誰かの役に立ちたいという思いに、その魂に火が付いたという気がしますよね。
私も若い方達のいろいろな意見を聞いていると、政治は遠いという風に感じている方がとても多いんです。
それは今、目の前のことで一生懸命な自分にまず出来ることがないんじゃないかと思っていることが一つと、それから何をいっても大人達は聞いてくれないし、政治家は結局自分たちの声なんか聞いてくれないじゃないかと、そんなふうなところから政治にちょっと距離を置く若者が多いように感じるんですよね。
●里村:そういう意味ですね、私は今日この会場にいらっしゃる若い方々、あるいは衛星中継をご覧の方に是非いいたいのは、先ほど投票いったとかね、手を挙げた方も多かったんですけれども、まだまだいってないかた、投票したことがないって言う方も多いです。そういう方々に是非、いいたいのが、政治的参加、政治的活動に参加するということ、これをね、是非、考えていただきたいんです。
政治参加の自由というのがあるんですけれども、政治参加というのは簡単に言うと投票すること、あるいは自ら政治家として打って出るということなんです。
私、この政治参加の自由の大切さをつくづくですね感じましたのは、私、去年から今年にかけて8回ぐらい中国にいったんですよ。
中国に大川総裁の本がすごいたくさん出ています。読者も増えていますけれども、それで中国にいきまして、若い方々、出版社の若い人、あるいは政府の役人の若い方と話をする機会が多かったんです。
一つ大変なショックを受けたんです。それはですね、何かというと、今、北京や上海の若者を今日、会場にいる皆さんと同じように、カラオケに行ったり、結構、買い物できる非常に自由に見えるんです。
ところが彼らはですね、携帯、あるいは携帯を使ったメール、それからパソコンを使ったネット、こういうものをですね、自由に使えないんです。
全部チェックが入っているんです。反政府的な言葉をメールで流すと、全部、文字化けしちゃう。
で、そういうことをですね、頻繁にやっている場合は当局からにらまれるということで、実はものすごい怯えているんですよ。
で、なんでそうなるのかというと、こういう自由がないのかというと、みなさん驚かれるかも知れませんけど、中国の若い人達には選挙権がないんです。いくつになっても投票したり、選挙をする自由が基本的にないんです。
ですから投票したり、あるいは自ら政治に立つというこういう自由というものがないと、携帯やメール、こういうものの自由も奪われてしまう。こういうふうに自らが自分たちでこのような社会でありたいというものをつくる、それが政治であり、選挙であると。そういう意味では私、中国に行って改めてですね、政治参加の自由の大切さ、あるいは自分たちで選挙や政治を考えることの大切さをつくづくですね、感じました。
●田中:ほんとですね。多分みなさんが政治の自由といういいかたをされた時に、投票に行く自由。行かない自由というふうに考える方が実は多いんではないでしょうか。
それは投票できるということを、政治に参加できるということが当たり前のことになっているので、当然として受け止めているからだと思います。
今、里村さんのお話を聞いていると実はこの自由というのは非常に偉大なものなんですね。
●里村:ウザイから選挙いかないとかね、そういうふうな考えがちなんですけど、このように普通に20歳になったら選挙権を持てるってね、ここまでくるには幕末、明治維新とかいろんなドラマがあって民主主義ってできてきたんですよ。
だから我々はそういう尊い尊い権利としての政治参加の自由というものをね、しっかり守り、育てていかなきゃ、みなさん日本の民主主義だって危ないんです。
もし、特にいまの若い方々があまり投票に行かないとか、政治に関心が低いと、例えばですよ、いまほんとうに国会ではね、いろんな法律が議論されてて、そういう議論の中には皆さんの携帯やメールのいろんなやりとり、こういうものをね、縛る方向で行くような法律、こういうもんだってね、色んな形で実は議論されていたりしているんです。
ですから、そういうものを知らないと気がついたら、例えばですよ、これは仮の話ですけれどもね、携帯を使っていい時間は何時から何時までとか。メールは何時から何時まで送っちゃいけない。あるいはメールを送って良いのは、誰々と誰々だけ。対象が決められる。
こういうことが起きて。そしてこの日本から自由が奪われていくんです。
ですから私、今日、皆さんにとくにいいたのは、中国の話だけではありません。我々この日本においても実は、まだまだ不自由が多いんですは。
例えばですね、田中順子さんもアメリカにズーッと留学されていたからご存じだと思いますけれども、アメリカって20代の方がすごい会社をどんどん作りますよね。
●田中:はい。もうやりたいと思ったことをどんどんやりますね。
●里村:例えばマイクロソフト、ビル・ゲイツさん、それからいまのグーグルね、セルゲイ・ブリンさん、それから皆さんが大体もっていると思います。アイポッド。もともとこれマッキントッシュという会社がスティーブ・ジョブスみんな20代で会社を興しているんです。
アメリカでは実はそういう若い方が自分のアイデアを実現しようと思うとね、それを応援する人が出てきて、そしてお金が集まってくる仕組みがちゃんとある。
なんで日本でまだまだ20代の若者がそういう大きな企業を、世界企業を作ることが少ないかというと、実はですね、日本社会が嫉妬社会だということと同時に、たとえば規制、いろんな法律的にね、やっちゃいけないこと。
あるいは税金の問題があって、若い人がなかなか自分のアイデアを自己実現するっということができないんです。
やっぱりこういう部分考えても若い皆さんの持つ、素晴らし新しい時代に対応した発想、アイデアを是非、政治の次元に生かして、この日本がもっともっとね、アイポッドとかね、もうグーグルとかそんなもう負けない色んな商品を作り出す、そして繁栄する、そういう時代になったらいいなあと思いますね。
●田中:そうですね。ですから今、与えられている環境の中でしか決められないんだという発想、まず棄てていただいて、何か困っていることがある方は、それを自分の力で打破するんだという形で政治参加していただきたいですし、また、今、満ち足りていて別の何も不自由ありませんという方は、それは当たり前では実はないんです。先輩方がつくってきた世の中で今こうした自由と幸福を享受していられるわけです。
世界のあちこちではこの時点に到達したくて頑張っている、苦しんでいる人達がいっぱいいるわけです。
ですから今、満ち足りていると思っている人はそのエネルギーを今度はほかの誰かのために是非、使ってください。
幸福実現党はそういうやる気とエネルギーのある方、皆さんに参加していただきたいと思っています。まさに開かれた政党ですよね。
●里村:はい。ですからね田中さん。今日この会場に来てくれた若い人達、それからこの衛星中継を見ている方達、もちろん若い人じゃなくてもね、必ず、今日、この放送を見てくださった方々がね、新しい日本をつくってくれるって、私、確信してます。どうか幸福実現党をみなさんに応援していただきたいと思います。
●田中:よろしくお願いいたします。
●里村:よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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(六月のアーカイブへ続く)
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