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2009-05

「幸福実現党宣言」を聞く(8) 軍隊、自衛隊。

 自衛隊についての解釈は、
総裁曰く、「他国では、日本の自衛隊を軍隊だと思っている。そんな自縄自縛の憲法でああだこうだいっているなど、他国から見たら何やってるの、という感じ」(要約 小生)
 なのだそうである。

 そういえば憲法を論じるときに、他国で自衛隊がどういう扱いになっているかなど、考えてもみないことが多い。なるほど、他国からは米軍やイタリア軍などと同じ、「軍隊」と認識されているはずである。
 事実、欧米のニュースで、陸海空の自衛隊をそれぞれ、『Japanese Army(日本陸軍)』『Japanese Navy(日本海軍)』『Japanese Air Force(日本空軍)』という呼び方をするのを、確かに聞いたことがある。
 なのに、国内では、「いいえ、軍隊なんかじゃありません」「私たちは軍隊を持たないんです」などと国民が力説し、ミサイルを撃ち込まれても何も言わないのをみたら
 「はあ? Japanese Army、Japanese Air ForceやNavyは何をしているんだ? 日本という国は阿呆か?」と思われることだろう。

 この国の人々は、英語をもっと使えるように特訓した方が良さそうだ。

 論旨は数多くまだまだ盛られている。
 総裁「二十条は、信教の自由といいつつ、宗教全般を迫害する土壌を作っている根源である」、とか、
 総裁「参議院は廃止せよ、それによって起きる不都合はかくかくしかじかにせよ」、という提言。
 いずれも鮮やかこの上ない。

 知らず知らず、我々は「日本国憲法は素晴らしい」教に染まっていたのだと、小生は思い知った。
 天井の低い場所で飼ったノミが高く飛べなくなるように、思いこみがあると、人間なかなか不自由を甘受したまま平然としているものなのである。

 最後に、総裁「マルクスの共産党宣言をここで終わらせるための、幸福実現党宣言である」、というような言葉が説かれ、一時間の講義は終わった。

 いつもながら、大川総裁の講義は具がぎっっっしりつまっているので、非常に長く感じる。

 小生、他の方々が取り上げる論点を少し外し、しかもはしょって書いてあるので、興味のある方は、是非直接「幸福実現党宣言」に眼をとおされんことをお勧めする。

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