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2009-07

夜の某支部にて、大川隆法総裁講義(2) 大統領制へのQ&A

伴侶について支部に赴き、偶然聞くことが出来た、総裁の中継の続き。

●大統領制は、三権分立の確立のために必要

 よく、「大統領制は独裁を敷くためだ」という意見が出てくる。無論、桜テレビのとんちんかんな批判からである。

 ところが、それについて今回詳しく講義があった。

 総裁曰く、

「今の政府に三権分立はない。
今の政府は、イギリスの立憲君主制をもとにした議院内閣制。
 しかし、実は内閣と議会は分立していない。
 内閣総理大臣がなにごとかを行おうとしても、議会の、「派閥のトップ」「元総理」たちが横やりを入れてしまう。
 これでは内閣が独立しているとは言えない。」(要約 小生)

「大統領制、というのは、これをきっちりわけて、三権分立をきっちり守らせるための案。」(要約 小生)
 ……驚いた。なるほど、それが真意か。
 独裁どころではない。
 前提として、この国に三権分立はなかったのだ。
 それを大統領制を使って修正しようというわけである。
 さらに、講義は続く。

 「そもそも、情報がない時代に、それぞれの村や町で代表を選び、代表が「おう、いってくるぜ」とばかりに議員となって、国のトップを選んでいるのが今の制度。
 だが、ここまで情報が行き渡る時代なら、直接国民が選挙してもいい。
 そうすると、人気取り屋のタレントなどが大統領になるという不安があるが、なんのことはない、今であっても、お笑いタレントのが、総理大臣になろうとしているから、変わりはない。」(要約 小生)

 はっはっは。確かに、そのまんま東氏(未成年の女性を買って遊んだとして一時期スキャンダルもあった)などがそのまんま総理になりそうだものなあ。

 なお、国民が愚かで、変な人を選んでしまった場合には、自分たちの責任なので観念して耐えるしかない、というお話もあった。

 厳しくもあるが、それこそが国の未来に対して責任をおう、と言うことなのであろう。

 ……なんだ。
 ……やっぱり全然、独裁制ではないではないか。
 
 そう思っているところに、待ち合わせの時間になり、もう少し聞いていたかったのだが席を立つことにした。

 ところで、総合本部では、「せっかくの御法話なのに、選挙活動で聞くヒマがない」という会員さんたちの意見を受けて、総裁の話を今後まるごとは流さず、ダイジェストにしたものを流す、という話があるそうだ。
 うーん、実に勿体ない。
 ダイジェストと別に、こんなふうに全講義を不定期に流してくれると、たまたま居合わせて一部を聞けただけでも、皆にとって、最高のねぎらい、最高のご褒美になる、と思うのだがなあ。
 ……だって、この団体は、大川総裁の話が好きで好きでたまらない人たちの集まりなのだから。

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