2009-08

　いよいよ18日に衆院選が公示される。

　幸福の科学各支部では、選挙グッズをすべて点検して、支部に置かないように、各選挙事務所に移動する最終チェックが行われている模様である。

　なぜなら、「選挙期間中、選挙事務所以外で選挙の活動などしていると違反になる」のだそうで、警察なども支部を見張っているようなのだ。
　そういえば、候補者の顔と名前の写るポスターは、公示前には貼ってはいけないとかで、どうもこれによって、あちこちで幸福実現党に選挙違反の警告があったとか。

　……我々が思う以上に選挙は煩瑣だ。
　素人にはややこしいことこの上ない。
　なるほど、こうも煩瑣な選挙規約が一般の人の立候補を妨げているわけで、世襲議員が幅をきかすわけである。

　さらに、インターネットでも、候補者本人はもちろん、第三者の応援団も、「一票をいれて下さい」「あそこにはいれるな」といったような内容のWebサイトの更新などしてはいけないのだそうである。
　まあ来年あたりから変わりそうだ。民主党も自民党も、ずいぶんくやしい思いをしているようだから。

　で、当ブログも選挙の記事はなるべく自粛しなければならないことになるようだが、今日が公示日直前ということで、最後に「幸福実現党の最も目立つ候補者と、最も地味、もとい「いぶし銀」の候補者」について更新。

　まず、最も目立つ候補者の方。言わずと知れたドクター中松。
　阿波踊りの映像である。
　ハピテレには入っていないので、ややもすると見落としてしまうレアな映像かも知れぬと思い、ピックアップしてみた。
　ビデオの、一分半ぐらいからご登場である。
　……って、先導の若い衆、ドクター中松の発明の、あのバネのついた靴(フライングシューズというらしい)履いて阿波踊りを踊るのか！　
　客席からは　「中松ぅ！」「うちわくださーい」と、一度ならず若い人の声が飛ぶ。そして、ドクター中松氏も
　「ドクター中松が皆様を幸せにします！」　と堂々たる挨拶。
　腕につけているのは、もちろん「ウデンワ」である。
　本っ当に人気がありますな。
　ビデオはこちら。一分半ぐらいから中松氏の登場。

　さて。
　それとは対照的に、「最も地味」といったら失礼だが、幸福の科学の「いぶし銀」ではトップクラスという人物が出馬しているので、最後にこの方の思い出を書いてみようと思う。
　一見、地味だが、「仕事は最高」な御仁。
　こういう人材を抱える企業は幸せ者である。
　その候補者は、東(ひがし)よしかず　という方である。北陸での出馬だ。
　いやはや、小生、先日つらつら実現党の候補者一覧を見て、「この人まで投入するのか！」　と正直驚いた。

　この人、今は新宿精舎の名物講師であるが、その前に、各地を回って支部長をしていた頃は、役員の間で密かに、「十指に入る支部長」と言われていたのだそうなのである。
　面白いのは、この人がその支部にいる間は、実績がまるで上がらないのだ。
　効果が出るのは去った後なのである。
　どういうことか。
　例えば、幸福の科学にも関わらず、あたかも某Ｓ学会にでも居るようなタイプの支部長が、実績を上げるために、地元の会員さんたちを容赦なく絞り倒すような困った事態が起きたとする。
　そうした支部長本人は、「実績をあげたぞ」と意気揚々であるが、現場の会員さんたちはたまらない。
　「何も言わずに支部に出てこなくなる」、という怖いパターンで、徐々に支部から活気が無くなり、残った会員は「なぜかひどく負担感が強まって、活動が苦しい」と感じ始める。。
　そこへ、赴任させられるのが彼である。
　彼の法話はじわーっと暖かい。
　内容は、「ご両親を大切にしましょう」というように、とてもシンプルで「しみる」。
　高所から官僚的に会員を管理するようなやり方を嫌い、一人一人丁寧に接していく。
　すると、彼が来るときに萎縮していた会員さんたちは、彼が去る頃には、再び鋭気を養うが如くに復活しているわけである。
　彼は自分を飾ることもなく、また風とか空気とか光とか、そんなさりげなさで、そうした偉業を果たしてしまうので、その効果に、現地の会員すら気がつかないこともあるのだが、端から見ていると、その業績は歴然である。
　いぶし銀のような人物だ。
　それにしても、石川三区とは、また苦戦する場所にやられたものだ、と思う。おそらく、今回実らなくても、種をまくために立候補しているのだろう。最も難儀な土地にやられて、最も確かな仕事をする。
　聖書の「地の塩」とは、こういう人のことなのだと痛感する。
　ホームページの笑顔は、実に彼の人らしい、人柄がにじみでるような、癒される笑顔である。支部長時代に比べて、抜群のよい笑顔になった。http://higashi-yoshikazu.net/
　ご検討を祈る。

　ところで、選挙期間中、 当ブログはどうしようかなと思っているのだが、そもそもこのブログの最初のタイトルは「幸福の科学＋幸福実現党観察日記」で、サブタイトルにもその一文が残っており、幸福実現党の日記以外に、幸福の科学の教義などのまとめサイトも目指している。
　選挙期間中は、選挙事務所ではなく、普通の支部回りでのできごとにくわえ、教義や過去の講演会のまとめ・考察などを中心に更新していこうかななどと思っている。
　もし選挙違反しているようでありましたら、左記のアドレスから警告いただければ幸いです。
　
　なお、さきほどはじめて有名なTwitterなるものを見たら、「衆院選、どこもぱっとしなくて、話題が幸福実現党にさらわれるなんて世も末」みたいな書き込みがあった。
　実現党、名前の普及度は、かなり高くなっていると感じる。
　さあ、いかなることになりますか。