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2009-08
大川総裁 近畿街宣の内容・特徴まとめ一覧
- 2009-08-24 (月)
- 大川総裁講義シリーズ
大変なさけぶかい方からご教示をいただき、総裁 街宣シリーズ原稿のありかを知ることができた。
こちらのサイトhttp://ts-dan.cocolog-nifty.com/curiosity/(←こちらの画面には鋭いご意見がジャブのようにちりばめられていて、時々ストレートが伸びてくる。読み応えあり)を経由し、こちらのサイトhttp://fhtri.blog54.fc2.com/(←情報がシャープかつ高品質。シンプルで有用、実用サイトの鏡) で拝読。
幸福の科学・会員さんのブログは桁外れに中身が濃いなあ。
各サイト様に心より感謝申し上げます。
さて、街宣の原稿を目にしたとたん、ぐっと目頭が熱くなった。
小生の伴侶いわく、「これらの街宣には、明確な特徴がある。それは、「地方色が豊か」ということ」だそうである。
確かに、同じテーマながら、切り口が全部違うので、どれを読んでも飽きが来ないのも凄い。
(ふつう、かなりの切れ者(渡部昇一教授のごとき)であっても、講演の切り口というのはそうたくさんはなく、多彩な講演というのはできないものなのだ。)
これらは、地方地方の人々に対する、きわめて高度な対機説法なのだ。
特に、話のマクラがバツグンにうまい。
一般的に、こうした人前でのスピーチは、「マクラ」「本題」「締め」というパーツで構成されているが、どの街宣のどのパーツも秀逸すぎる。
読み比べたくなったので、小生、最初の近畿六回の街宣をまとめてみた。
●近畿街宣、話題一覧
8/18 午前10時30分 京都駅前街宣……「京都は、日本仏教の中心地」という話からはじまって、「国難選挙」と減税、高度成長を再び。リニア新幹線計画。
午後2時 滋賀県・大津のパルコ前……「ここは最大の選挙区。私は関西弁が通じるので、出られてうれしい。」と。内容は、国防、減税、リニア新幹線計画。
午後5時 神戸・元町の大丸前街宣……「神戸の地は商売の地、税金は「商売の関所」」。内容は、減税と安全の幸福実現党、日本人は消費を悪だと思っているので消費税は日本の風土に合わず、逆進性、すなわち所得の少ない人にも厳しい。
8/19 午前11時 近鉄奈良駅前……「奈良の大仏が奈良の中心。奈良には信仰を高める効果が。宗教を片隅に追いやる日本は間違っている。奈良のありかたが正しい。」 内容は「教育の危機」を大きく取り上げ、減税、小さな政府。
午後2時 大阪南海難波・高島屋前……「私達は庶民の味方。税金で、百万円減ったみなさんの手取りをもどす。」(マスコミがとりあげた、麻生さんの千五百円の時計と、鳩山さんの髪型の話)……内容は、減税と繁栄、未来産業として、ロボット産業と国防産業を推進。
午後5時 和歌山駅前……「和歌山、このあたりのにおいは潮の匂いででわかる。私の言葉は東京から聞くと和歌山県人の言葉のなまりがあるので通じやすい」……内容は、「国難について」。自民党が、左翼よりになり、弱くなっていること、等。
六回の街宣を終わると、次は全国での街宣をされていくわけだが、これだけを見ても、かなり豊かだ。
いかに、現地の人々の耳目を一撃でこちらに引き寄せることができる話か、ということがよくわかる。
かつて、田中角榮氏は、「越後山脈のために、新潟の人間ばかりが、冬に雪でひどい苦労をしている。あの新潟に雪を降らせている三国峠を爆破しよう。そうすれば風は吹き抜けて雪は降らなくなる。そして削り取った土で佐渡と本土とを陸続きにしよう。」という、現地の人を泣かせ、しかもユーモアのあるファンタスティックな台詞で、現地の人々の心をつかんだ。
大川総裁は、もっと短い時間、ほんの一文か二文で、聴衆をつかむ。さらに、角榮さんと違って、その土地土地に住んでいるわけではないのに、泣き所を正確に射貫いているのである。
これは凄いことなのだ。
どれだけ関心が広いのか、と思ってしまう。
全国の人々を、ふだんから家族のように思いやる、ということができる宗教家なればこその街宣である。(おそらく全世界の人々に対しても同じように知悉しているにちがいない。)
このお人は、ここまで大量の情報を、ただそこに生きる人々への愛のために、日頃から新聞・雑誌のすべてに目を通しては、蓄積しているのだ。
「愛」とは、人々に対して、興味関心を抱くこと、という、ご自分の理論のの実践を見せて下さっている。
総裁の書籍の読者も、及ばずながらこの精神を身につけたい者だと切に思う。
スピーチの模範でもあり、じっくりと読み返したい。
……暗記するまで読み込むと、必ずや、スピーチが上手くなりますぞ。
それにしても、やっぱり大阪のスピーチが群を抜いて面白い気がするなあ。大阪にはこういう話をおもしろがって聞く風土があるのだろう。田舎から見ると、うらやましい話だ。
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