【幸福実現党の小選挙区結果】

　……すいません！
　昨日、当ブログにお越しになられた皆様！
　900アクセスを超えるご来訪を賜ったのに恐縮ですが、
　昨日の記事は、なかったことにしていただきたい！
　分析、しっかり間違ってました！

　……朝からそう絶叫している小生であります。

　昨日は、小生、比例区の結果のみを見て、簡単に分析した。
　ところが、小選挙区はと見ると。
　……いきなり土下座したいような、凄い結果が出ていた。
　早速昨日の記事を全面訂正・新たに記事にさせていただきます。
　おどろきの得票数は以下。

　小選挙区　全国合計得票数 幸福実現党 1,070,487票 1.52%獲得

　えっ……。

　……百万票超え？　1.52%？　こんなに票が取れていたのか！

　さらに、幸福実現党が候補者を立てていない区域は除いて、再集計してみる。

　全国合計得票数 67,642,150票のうち 1,070,487票取得　 1.58%

　 なんと、さらに、倍率が上がる。1.58%である。

　すごいではないか幸福実現党！

　公認政党になるための条件は、「120万票と一議席の確保」であるから、107万票はじゅうぶん射程内だったのだ。

　さらにすごいのは、夏の東京都議選だけを見ると、
　投票総数1,932,762 票のうち、 13,401票を得票して　 0.69%
　だったのが、
　たった一、二ヶ月で、
東京ブロック合計得票数 6,879,903票のうち 88,335票を得
て 1.28%
　にまで上がっているということだ。
　東京都内の得票率が、二ヶ月で倍になったのだ。
　こんな非常識、ふつうじゃ、ありえませんってば！
　選挙を知っている人間からすればひたすら驚嘆である。
　……いや、おめでとう、と言いたい。
　ほぼ全員選挙シロウトの初参加でこの戦果。
　落胆する必要などなにもない。
　しかも、今回は幸福の科学の会員さんたちが、全員参加したわけではないのである。
　それは現場を見ていた小生がよく知っている。
　つまり、他の参加していなかった会員さんたちが合流してきた場合、この票は、まだまだのびる余地があるのだ。

　なお、各個人得票率一覧表はページの最下部に掲載しました。
　●小選挙区
　●比例区
　●都議選(参考に)
　の順番です。

【小選挙区が比例をうわまわったという不思議な結果】

　さて、きのう、小生が的を外した分析を堂々とブログに載せたのは、幸福実現党に関しては、「小選挙区が比例をうわまわった」という現象がおきているのを知らなかったためであった。

　これは意外である。
　ふつう、政党が有名で、個人はそれほど記憶にのこらないものではないだろうか。
　少なくとも、小生は過去、自分で投票するとき、政党優先で、「その政党の候補者だから選んだ」というパターンが多かった。個人の候補者は、同じように選挙カーに乗り、同じような口調で演説をして大同小異、失礼ながら、あまり記憶に残らないものなのだ。
　
　それが、幸福実現党に関しては、投票所に政党も書かれていない、無所属にも関わらず、わざわざ各候補者の名前を覚えていて、有権者のみなさんが記入されたのである。

　以下、ブロックごとの得票数と得票率。

　小選挙区　得票数　得票率
北海道ブロック　45,263票 1.36% (比例は0.60%)
東北ブロック　60,476票 1.09% (比例は0.67%)
北関東ブロック　201,441票 1.89% (比例は0.62%)
南関東ブロック総数 71,598票 1.33% (比例は0.51%)
東京ブロック総数 88,335票 1.28% (比例は0.51%)
北陸信越ブロック総数 51,549票 1.13% (比例は0.71%)
東海ブロック総数 146,819票 1.76% (比例は0.68%)
近畿ブロック総数 201,655票 1.80% (比例は0.72%)
中国ブロック総数 58,940票 1.37% (比例は0.75%)
四国ブロック総数 27,780票 1.21% (比例は0.86%)
九州ブロック総数 116,947票 1.46% (比例は0.67%)

　こうしてみると、西高東低などではまったくなく、しっかり関東都心部が強い。
　群馬、茨城では四パーセントを超える票を取得している候補者もいる。
　全国にこの水準が普及すれば、楽勝で議席は獲得である。

　それにしても、どうしてこんな現象が起きたのだろう。
　比例区が小選挙区の半分しかとれていない。
　みなさん、候補者は幸福実現党の人に入れて、比例はよその党に入れたんですな。

　考えられることは、「候補者に対する信頼があったけれど、新しい政党に入れる抵抗感がある」ということか。

　要するに、候補者個々の政策・態度は、はなまるなのである。
　支持してくれているのである。
　だが、「幸福実現党」という名前に抵抗がある。
　政治で「幸福」といわれると、だまされる感じがするのか……。
　ともあれ、耳になじまない名前を書くには抵抗があるのではないか。
　その点は、昨日も分析したように、関西の人びとは新しい者に対する抵抗感が少なく、票が取れているのかも知れない。
　これとは逆に、比例が高くて、小選挙区が弱いのが四国のみ。
　四国はマスコミがばんばんとりあげているので抵抗感が少ないのかも知れない。

　比例と小選挙区のギャップをどううめるか。
　小選挙区で名前を書いて下さった方に、どうしたら比例でも「幸福党」と書いていただけるようにもっていくか。
　これが今後のこの党の課題だろう。

　……少しだが、光明が差してきた。
　明るい未来が見えてきた気がする。

　正直、民主党の暗黒政府に、四年間居座られたら、教育と国防はズタズタにされてしまうであろうと悲観し、「移民するしかないぞ、パスポートを取れ、子供はもう日教組の支配する学校になんぞやらなくていいわい！」と言っていた小生であったが。
　
　少なくとも、この国には、なんのバックも実績もない、一個人の新人候補者の名前を、おそらく政策を読み、共感し、記憶して、投票用紙に書いた人たちが、百万人、いたのだ。

　この国はまだ、死に果ててはいなかった。

　票を入れた一人一人に感謝したい気持ちだ。

　その人達は、この国の希望をつないでくれた。

　候補者とスタッフに、握手を求めたい。(中にはちょっとアレな腰の低くない候補者もいるのでその人たちは除く)

　あなたがたに浴びせられた無理解と嘲笑、いま感じている挫折感は、先駆者の栄光である。

　……三ヶ月にわたる健闘、お見事でした。
　胸をはって十ヶ月後にあるかもしれない「衆参同時選挙」に臨んでいただきたい。

　……この国の百万人は、すでに、あなたがたを支持している。