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総裁講義「This world is not enough」(3) 鳩山民主党政権のあやまち
- 2009-09-12 (土)
- 大川総裁講義シリーズ
総裁講義「This world is not enough」の続きです。
さて、講義は中盤から「鳩山民主党政権」の欠点について語られる。
街宣で仰っていた内容であるが、整理されている。
まず、前提として、日本の民主党は自己認識が違っている、という内容のことを仰った。
どんなな自己認識で、どこが違うか。
大川総裁 「日本の民主党は党首の鳩山氏を含めて自分たちがアメリカ民主党に似ていると考えているがそれは違う。」
なぜなら、
「アメリカには日本で言う「自由民主党」しかない。
日本には数多くの政党があるが、アメリカでは民主党でさえ社会主義政策をとらない」
……をを、わかりやすい!
そうか、アメリカには「自民党」しかないのか!
アメリカ人はほぼ全員、自民党員なのだ!
そう言われると目から鱗である。
日本のマスコミの言っている「二大政党」などとは、ぜんぜん概念が違うではないか。
アメリカの場合、日本から見たら「一大政党」の中で、二大派閥が交代しているにすぎないのだ。
マスコミは、誰一人それに気付かぬ訳である。
勝手に自分たちのド左翼なスタンスを、オバマになぞらえて見ていただけなのだ。
人間、世の中の事象をいかに自分に都合の良いように解釈してしまうかの好例であろう。
大川総裁 「極端な左派であるオバマ氏も、民主党がルーズベルトやケネディの政党であることを誇りに思っている。
これを日本に置き換えると、アメリカ民主党の指導者達は、安倍前首相や麻生首相と同じであるということ。」
そうすると、安部さんや麻生さんは、日本版ルーズベルト・日本版ケネディになるわけか。
逆に言えば、安部さんや麻生さんを否定する鳩山氏は、ルーズベルトやケネディを批判しているのと同じで、それではオバマとは話が合わぬはずである。
小生思うに、これは、本気で社会主義や共産主義をよいものと思う態度が、いかに国際社会から見て非常識であるか、ということに、鳩山氏とマスコミ、日本人全体が気付いていないという恐ろしい状況では無かろうか。
鳩山首相が「自分が国際社会で叩かれているのにさっぱりわからない」、という。
彼はアメリカにおいて「共産主義・社会主義が悪魔の思想だと思う人が多い」、という感覚が理解できないのだ。
なぜなら、社会主義は地球上の正義だと本気で思っているからだろう。
彼らは社会党が人道的な保守党だと思っているのだ。
彼らはマルクスが地球の人びとを不幸にしたと言うことに気付いていないのだ。
おそろしいことだ。
そんな人たちが四年間政権を握るのだ。
すると、どんなことになるか。
大川総裁は、鳩山内閣が日本を不幸にするポイントを、大きく二つ述べている。
大川総裁「日本のメディアは近い将来、いやこの九月の時点でも、次期政権の民主党には多くの危険な兆候(傾向性)が見られると報道し始めています。
例えばそれは外交政策や経済成長政策だというのです。」
もちろん、その批判は幸福実現党の主張の堂々たる盗作である。(前回の投稿に詳述)
それぞれの問題点を総裁は、
(1) 鳩山氏は日米安保条約を否定しようとする明確な意志があるため、日本の将来に命取りになる。日本は軍備強化をしなければならない。
→結果、将来、日本は核武装するという厄介な選択になってしまうだろう、と小生は解釈する。下手をすれば徴兵もなされるかもしれない。
もっと悪ければ、戦わずして、即、この国は隣国の植民地となり、国民は奴隷となる。
(2) 鳩山氏は「投資」と「消費 経費」について区別できない。
→結果、将来、日本には、収入を産む手だてがなくなり、増税するしかなくなるだろうと、小生は解釈する。消費税五割、という最悪の事態だってあり得るのではないか。
そして、それを防ぐための手だてとして、
大川総裁 「次期政府は私の書籍をよまなくてはなりません。(笑)
それが彼らへの導きであるのですが、本を読み違えるかもしれないので、(←小生はここで笑いました)その場合は再び 何らかの政治的行動が必要かも知れません。」
そして、新たに幸福実現党が起こす「政治行動」の為の決意が、次に語られていくのである。
それにしても、なんというか、上記のようなウィットというか、ユーモアのセンスは、じつに英語によく似合う。
本当に、この御仁には、いますぐにでも国連で演説させて差し上げたくて差し上げたくて仕方がない小生である。
……次回、もうちょっと続きます。
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