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9月16日総裁講義「国難選挙と逆転思考」(6) 「子育て支援」こそが民主の政権を奪う
- 2009-09-28 (月)
- 大川総裁講義シリーズ
(2) 子育て支援等の有効性
増えていく失業者。いや増す不況。
それに対して、民主党は題目のように掲げる、最大の切り札「子育て支援」。
これは、どの程度効果があるのか。
大川総裁 「経済的に見てどういう風な比較になるのか、これから見せていただきます」(要約 小生)
といいつつ、すでに結論めいたことを語っていく。
「家計に直接支援するのは、短期的な視野では効果はある」
「しかし、長期的に見ると、公共事業の方を大幅にカットして、その予算をそっちに回すという形であれば、再び構造不況に入っていく可能性は極めて高い」(要約 小生)
そして、
大川総裁「民主党であっても四年過ぎた以上、今のままでは多分すまないはずですので、必ず増税路線にはなるはずです」(要約 小生)
その結果、
大川総裁「様々な公共事業が何年も遅れた後は、また政権交代が起きる可能性がある」(要約 小生)
……四年間、民主が政権を握りしめたとしても、その後には国民が愛想をつかし、再度の「政権交代」が起きるのでは、と総裁はお考えなのだろう。
子育て支援と公共事業費削減、という、最大の切り札が、逆に民主の首を切る刀にもなるということか。
(3)鳩山民主と人口政策
さらに、
大川総裁 「人口のピラミッドをきっちりと作り直すと言うこと自体」が必要(要約 小生)になってくるという。
「教育無償化」というのも鳩山民主の熱心な政策だった。
大川総裁「教育補助・子育て支援だけで、十分に間に合うかどうか、これは実験です」
「ちょっとは効果はあるとは思いますけれども、最終的にそれですむか」(要約 小生)
というのが総裁の予測。
もはや、日本にとってこの問題は、小手先の手当では追いつかないところまで来ている。
国は今まで集めた年金を使いこみ、さらにまだまだ失業者を出し、福祉を厚くして使い込もうとしている。
もう数十年もたたずに、若い人びとが二人に一人で年寄りを養うというおそろしい事態になってしまう。
その対策として、
大川総裁「幸福実現党でも移民政策等を取り上げた。これも票にならない政策であることは充分知ってはいたこと。」(要約 小生)
「国防を言うと右翼は喜ぶが、純粋主義なので、移民を言うと嫌う。それでこの辺の票も取れなかった。」(要約 小生)
ネットでも、「移民政策さえなければ……」という意見が多かった。
「消費税撤廃」と並んで、「移民政策」は受け入れられないネックだったのだ。しかし、ほかに道はない。
それを拒み続けていけば、、国力は衰退していき、中国の属国となり、移民反対論者の意図とは反対に、強制的に大量の移民を受け入れさせられるという、悪夢のような未来が到来すると思われるのだ。
未来の人びとの苦鳴を耳元で聞くことのできる能力を持つ宗教家なれば、嫌われてでも、現実を直視させ、不幸な未来を避けるための苦い処方を説かねばならない。
つくづく損な役回りだと感じる。
(4鳩山民主と教育問題
さらに、講義終盤になってもう一点、教育問題にもふれている。
大川総裁 「日教組のドンが、代表代行的な立場で残っている。安倍政権時代、十年ごとの教員免許の見直し、ということになったのを、あっという間に一旦取ったら永久にいける感じになって、安定感が出ますので、教員志望者が20%増えた、とか」
「良い教育をするなら結構だが、怠け者一杯つくるようだったら、ちょっと困る」(要約 小生)
ちなみに、先生のお子さんも「十年ごとの更新」で、教員免許の書き換えが必要なので教職を取らないことにしたら、また一生ものの資格になると聞いて「エッ!? それは狡い」とおっしゃった話をされた。
国の制度がこうも変わったら、進路の選択も大変だろう。
そして、大川総裁「成果があがらない、ゆとり教育にUターンしていくというのだったら、党としてもやっぱり言論的に、いわなければいけない」(要約 小生)と述べた。
たとえ外部から叩かれたとしても、国難の到来と、教育の悪化に関しては、看過黙殺することができないのだ。それほど教育というのは大切な問題なのだと感じる。
案外、これは開講予定の幸福の科学学園の実績とも関係してくるのではないか。
総裁は二十数年前、ユートピア価値革命で、「文部省が私達の意見をいれなければ、その競争者になる」(要約 小生)という内容のことを言っておられた。
実際、分からず屋の官僚たちをねじふせるには、手のひらにうむを言わせぬ社会的な実績をのせて差し出すしかない。
学園の成功は、日本全国の子供達の未来につながっているのかもしれない。
(ちなみにこれは、下から組織の改革をする時も同様ではないかと思う。
政府や企業、その他、組織が官僚化し、発展を阻む障壁となってしまったときに、
在野が大きな実績をつくり、それを差し出して彼らの軌道修正を促すしかないのだ。 )
以上、外交問題に続き、いや、よくもここまで問題が山積した政権になったことだ。
これに対して、幸福実現党・幸福の科学はこれから提言をしていくことになるのだろうが、その際のスタンスが次に語られる。
その幸福実現党のスタンスを示すキーワードは、小生、たいへん驚いたことに、なんと、この国のマスコミの教祖格にあたる人が、信条とした言葉だったのだ。
……次回に続きます。
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