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参院選スタート……幸福実現党、知られざる最近の動き
- 2010-04-30 (金)
- 幸福実現党の政策とニュース
●幸福実現党 二つの難敵と今月の動き
昨日、伴侶がふと、「幸福実現党」で検索したら、いつのまにかこのブログがGoogle三位になっていたそうです。
ブログをはじめたときにささやかながらSEO対策を押さえていたことと、上位に上がっていたアンチのみなさんが、実現党に関して更新を控えていたのがきいたのかもしれません。
(訪問者並びに実現党支援のブロガーのみなさま、ありがとうございます。願わくば、ブログをお持ちの皆様も、SEOが効いて、一刻も早くこのブログを追い抜いていただけますように)
……というのに、Googleで飛んできた一見さん方が、いきなり「レプタリアンが……」などという宇宙人がえんえん書いてあってパソコンの前でどん引きする姿が容易に思い浮かんでしまったので、しばらく参院選関係を前面に、宗教関係を合間に挟んで更新(できるのか?)させていただきたいと思います。
さて、実現党は、四月二十四日、大川総裁の講演会「政治と宗教の大統合」とともに、党の大会が行われ、これをもって、いよいよ本格的な参院選討ち入りと相成った。
しかし、ここに来るまで、今年はずいぶん紆余曲折があったように思う。
四月に入って、党首も二回変わった。(←まあこれはいつものこの団体の戦い方なのであるが)
それ以上に、候補者数がどうなるか、ここに至るまではっきりしなかった。
昨年の時点では、全選挙区に候補者を立てるといって木村党首が獅子吼していたが、四月の頭に突然、もしかすると、地方区には全く候補者を出馬させないのではないかと思われた。
なぜこんなことになったか、また、なぜこれほど始動が遅れたかと考えるに、懸案は、大きく分けて二つあったように思う。
一つは小沢一郎が、幸福実現党の封じ込めを狙って、「宗教政党を選挙に出させない法案」を通し、幸福の科学もろともつぶしてしまおうという作戦を動かしていたこと。
もう一つは、この参院選後、予定されているであろう、マスコミの「幸福の科学叩き」。(これは新刊の『勝海舟の一刀両断』に詳しい。この参院選後、幸福実現党と幸福の科学は、かなり厳しい局面に立たされるであろう事が書かれている)
どちらも、母体となる幸福の科学を消滅させかねない。
実現党はこの二つにどう対処するのか。
●実現党、第一の難敵「小沢一郎の宗教政党潰し」
まず、対・小沢一郎について。
これ対しては、フットワークの軽さで対応した。
小沢一郎が本気で幸福実現党つぶしを行う、という話が来たのが四月の頭。
しかし、ここで実現党がとったスタイルは驚くべきものだった。
「もしもその法案を通した場合は、宗教法人から独立させてでも政党活動を続ける」といわんばかりに、候補者全員、政教分離が必要ならば、全員幸福の科学の職員をやめてから出る、という話が流れてきて、支部からも実現党のポスターがはがされた。
あれほど「宗教政党」といっていた実現党の、思い切った構えである。
要するに、「世直しのためには名にこだわらず実を取る」とばかり、いつ法案が通っても良いように対応する、という構えをみせたのだ。
四月十一日、「宇宙時代と仏法真理」にて会員さんの前で講演した総裁は、実にスッキリした明るい顔をされている。
あの時の総裁の表情は、配備完了、手は打った、という感じではなかっただろうか。
そうこうするうちに、四月二十八日、検察審査会が「小沢氏の起訴相当」との議決を出し、逆に小沢氏の足下に火がついた形になった。
実現党に手を出そうとしたとたん、仏罰が下ったかのような災難にあわれてしまわれた。
●第二の難敵 参院選後のマスコミからのバッシング
そしてもう一点。小沢氏はいいとしても、参院選後のマスコミのバッシング。
これに関しては、より深刻な感じがする。
前回は、マスコミの外ではあるが、なんというか、大きな興奮をもって迎えられた感がある。
しかし、今回は前回ほどに耳目を集めていない。BSで番組が持てたり、産経で木村党首の連載が始まったりした等々という地味な活動は広がっているのだが、やはりマスコミの無視はすさまじい。
さらに、現場をみると、今回はことのほか、幸福の科学の最大の欠点である「幸福の科学の職員たちの大企業病」がネックとして出ている気がする。
つまり、幸福の科学は、宗教団体としては日本最大クラスの成功を収めたが、それがために中の職員達は親方日の丸的になってしまって、いまだになんというか、おっとりしている。
その職員達がまたしても、立候補するわけである。どうしても、わきが甘い。
これに関しては、去年も現場の会員さんが必死に訴え、一月からずっと総裁と、収録された「霊言」の中の霊人たちがかなり手厳しく指摘しているのだが、わからない職員が多い。
今回の敗北は、幸福の科学を追いつめるというのに、相変わらずの坊様たちで、この辺、まことに見ていて心許ない。
マスコミが無視するだけではなく、候補者がこれでは、常識的に見たら、前回以上に、議席をとる確率は限りなく低い。
事実、最近発刊された西郷隆盛の霊言であったと思うが、
「幸福実現党が世の中に認められるには、あと二度は死屍累々の山をつくらなければならない」
といい、坂本竜馬の新霊言も
「いまは宗教の広報の一貫という感じでやればいい」
という言葉が出ていた。
やはり、まだかなり厳しいのだ。
しかし、あと二回、大敗しても、めげずに候補を出し続けるのはいいのだが、今回敗北したとなれば、マスコミはかさにかかっていじめてくる。
不景気でネタがなく、来年以降、マスコミの大型倒産が相次ぐであろう、マスコミである。
本気で宗教を叩いて部数を伸ばし、延命を図ろうとするかも知れない。
この国は、マスコミが支配しているのだ。
そうなれば、「あと二回、大敗する」というチャンスすら得ることが出来ないかもしれない。
だいじょうぶなのか。
総裁はそれをどう考えておられるのか。
答えは、四月二十五日、大川総裁の講義、八王子「心の導火線に火をつける」に関して、速報版のノートをいただいたところ、その中に見受けられた。
ノートにはこう書いてあった。
総裁「幸福の科学とも一蓮托生かもしれない。幸福実現党が負けたら宗教としての信頼も落ちるかもしれない。
しかし、ネガティブなこと恐れていたら何もできませんよ!
最初は一人もいなかったんですから。
幸福の科学作った時は私一人で、それを覚えています。また一から作ればいいんです。何も恐くありません」(参加者ノートより小生要約)
……自分の興した事業で、業界ほぼ日本一になりながら、こういうことを淡々と言ってのけるトップは凄い。
どんな目に会わされても、総裁はやる気なのだ。
おそらく、この参院選出馬の一手は、なくてはならない一手なのだろう。
ずっと未来に言ったときに、その意味がわかる、そんな一手の一つなのだ。
そのために、やる。
たとえこれで団体が潰れてしまって、一人になっても、一からやる。
ところが、そう思っていたのは総裁だけではなかった。
なんと一年前に、同じ言葉を小生は聞いていた。
……去年の今ごろ、はじめて幸福実現党を作ると総裁が語られてしばらく、小生が傍観者ながら「総裁はどうされるのだろう、こんなことをしてすべてなくするのではないか」と憂いていたときに、小生の伴侶が
「だいじょうぶだって。
私達は先生と、建物も何もない状態で一からやってきた。
だから、たとえすべての建物が無くなっても、マスコミから袋だたきにあって、会員がみんな離れて私達しかいなくなっても、あのときみたいに、一から作ればいい。
それだけのこと。」
というような内容を語っていたのだった。(幸福の科学の古参の会員さんの熱さというか、ホンモノっぷりに感心して、去年の今頃の当ブログに書いた気がする。)
なんのことはない、師も弟子も(……一部職員は除く)、この団体の考えるところは一つだった。
力の及ぶ限り、世の中をよくしていく。
幾度、地べたに叩きつけられても、一からやりなおしてみせる。
泥にまみれて、穴を掘る。
それだけのことなのである。
そうした気概を心に秘めて、いま静かに、実現党の選挙戦がスタートした。
その政策は、前回同様、正論そのもの。
民主党がズタズタにしかけている日本をもう一度立ち直らせる気概に満ちた政策である。
この国は、再び、「運だめし」の機会を与えられた。
何人の日本人が、気づくことができるのだろうか。
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