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菅首相「農地を人民公社化」と、「市川房枝の霊言」
- 2011-02-01 (火)
- 大川総裁講義シリーズ
通常国会が始まっている。
その国会の初日の様子があまりにもつっこみどころ満載。
思わず、ブログの記事にしたくなって、あれこれ書いていたがなかなかまとまらない。
そこへ、菅首相がまた「つっこんでください」といわんばかりの発言をしたので、ご紹介と、それについて感じたことを記しておく。
管首相は、24日の施政方針演説で
「貿易を自由化したら農業は危うい、 そんな声があります。私は、そのような二者択一の発想は採りません。 」
と言い、
「農地集約で大規模化する。 こうした取り組みを広げれば、若い人たちが参加する農業、豊かな農村生活が可能なのです」
と言っていた。
妙なことを言うなあ。
首相、いったい、何をお考えなのだろう。
……と思っていたら、首相の頭にあるバラ色のビジョンはこれだった、という記事が出てきた。
【菅直人 「農場の若者離れ対策として、人民公社化します」】
http://www.news-postseven.com/archives/20110131_11437.html
記事内容要約は、
『「平成の開国」とTPP参加を打ち出した菅直人首相は、農業団体や族議員から
「日本の農業が滅びる」と猛反発を浴びると、慌てて「農業再生」を唱え始めた』
『その内容は「農地を村全体で所有し、使いたい人が使えることにする」というもの。』
……記事にあるとおり、
『土地公有による農村の組織化』は、『旧ソ連の集団農場「コルホーズ」や中国の「人民公社」の発想』。
TPP参加は、どう考えても、思いつきでやっているとしか思われない。
しかし、その「思いつき」で出てきた窮地を脱するための「素晴らしいアイデア」が、「共産主義」「社会主義」国が行って失敗してきたものだ、ということに、背筋が寒くなる。
数十年前、北朝鮮を「地上の楽園」と称して、多くの日本人を騙して北へと送り込んだ左翼マスコミの思考が、日本の首相の頭の中にまだ堂々と蔓延っている。
この件に関しては、すでに、「理解に苦しむ」、というネットでのバッシングが巻き起こっているが、
ここで、小生がふと思い出したのが、昨年、幸福の科学で収録された市川房枝氏の霊言。
(書籍「菅直人の原点を探る 公開霊言 市川房枝・高杉晋作」に収録)
市川房枝という人は、菅首相のメンターであった。
正義感が強い、戦後の女性の草の根市民運動の先魁となった方だった。
氏は、「子どもの頃から見てきた、日本の男性たちの女性たちへの乱暴ぶりや、僧職の乱行などに憤って、良妻賢母運動に反発し、婦人運動家としての道を歩んだ」とされている。
その態度は清廉で、wikiによれば、『組織に頼らず個人的な支援者が手弁当で選挙運動を行う選挙スタイルを生涯変えず、「理想選挙」とまで言われた』というが、実際、小生の祖母なども、「この人は立派な人だ」と言っていた気がする。
このひとに、私心はなかったに違いない。
「苦しむ女性たちを救いたい、立場の弱い人々をひたすら救いたい」、という熱い理想に曇りはなかったに違いない。
菅首相を一躍有名にした、厚生大臣時代の薬害エイズの件なども、「あ、やっぱり市川房枝さんのお弟子なんだなあ」という感がある。
(ただ、生前、市川房枝氏は「菅さんには心を許してはいけませんよ」という発言をしていたことが、近年ネットで声高に言われているようだ。http://research.news.livedoor.com/r/47248)
そこへ、去年、幸福の科学にて行われた市川房枝氏の霊言を見て、正直、ショックであり、同時に泣けた。
書籍には書かれていなかったが、あの霊言で、何が切なかったかといって、水を飲むときに、片手で拝み、ちょっと失礼しますよ、といわんばかりの上品な仕草で水を飲んだしぐさを見たときだった。
あんな仕草をして水を飲んだ霊人は一人もいない。
高級霊、ましてや男性はあんな仕草は絶対にしない。市川房江氏ただ一人である。
あの動作は無意識にされたことなのだろうが、質問者に対する、あるいは聴衆に対する礼を示したかのように思われ、
まさに、「戦前の古き良き日本の、躾の行き届いた女性」という人柄が偲ばれた。
だが、その人柄とは全く別に、霊として現れた氏の、その思考は完全に止まり、無残なことに、誤ったままだった。
氏は「霊などない、死ねば無になるのだから、いま、自分が思考しているということは、自分は死んでいないのだ」
と言い張った。大川総裁の体に入って会話していることにも思い至らず、
「自分は死んでいない、体を病んで療養中なだけなのだ」
といっていた。霊言の最後になって、おそらく、その誤りに気づいたのではないかと思うが、
「体が痛い、私は引退している、年寄りをいじめるものではありませんよ」
と言うばかりだった。
善良で無私、熱意と実行力のある、本来なら高い霊界に帰っておかしくない女性。
そんな女性に、死んだことすら気づかなくさせ、地上の首相にまで悪影響を与え続けているであろう理由は、一にかかって思想の縛りである。
悪見が貪りや怒り以上の「煩悩」とされている理由であり、思想的に間違った教えを説いた人物が地獄の最深部にいる、というゆえんを、はっきりと見た気がした。
市川房枝氏は、おそらく未だに「北朝鮮は地上の楽園」と信じ切っているに違いない。
……おそらく、菅首相もまた、頭の中の芯の部分で、市川房枝氏と同じように、「社会主義化すれば世界は幸福になる」と信じ切っている。
いくら「右傾化した」、といわれても、この首相の国家社会主義へのあこがれは骨身にしみついている。
市川房枝氏に帰天さえ許さない、「死せる思想」が、菅首相の頭の中に憑依して離れない。
そんな人物が日本の舵取りをしている。
そんな人を、日本人は選んでしまった。
思えば、異なる選択肢を選ぶチャンスは、一昨年の夏、日本人にはあったのだ。
だが、人々は、「伏してお願い申し上げます」といった、智慧のある宗教家が指導している政党を「宗教だからうさんくさい」と検討すらすることなく、マスコミの担いだ民主党を選んだ。
あれから一年半、次々に襲ってくる失政にくわえて、さらに、喝采を浴びた「事業仕分け」によって仕分けられた「除雪費用」が、この寒気と大雪で大幅に不足して、あちこちの地方自治体が悲鳴を上げている。
あたかも、その姿は、その昔、有徳の予言者を退け続けたために、災禍がつぎつぎ降りかかり、最後はバビロン捕囚の憂き目にあったユダヤの民の道を歩むかのようだ。
次々に災難がふりかかり、あげく中国の侵攻は一歩ずつ着実に進められている。
だが、この国にユダヤの道を歩ませないための勢力が一つ、まだ活動を続けている。
この国の首相と、多くの人びとに憑依した思想を打ち払うことが出来るかどうか。
【衆院選候補に102人=幸福実現党】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011012600342
再び聖職者たちの政党が、戦いに名乗りをあげようとしている。
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