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野田「貧乏神」首相就任……そして二年間、日本を守り続けた幸福実現党を思う
- 2011-08-30 (火)
- 幸福実現党観察日記
ひどく長く感じられた菅政権。
その中心人物が、ようやく辞任を表明した。
ここ一週間ぐらいの、極めてさわやかな菅氏の笑顔や自画自賛のコメントをみるたび、心底腹が立ってしかたがないのだが、とりあえず退いてくれただけでもよしとしなければならないのだろう。
そして、民主党の3番目の総理として、大方の予想を裏切る「野田首相」の就任が決まった。
新首相はどんな人なのか。
マスコミに出てこない目立たない人物であったために、人びとの興味はつきない。
野田首相はかねがね、
「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない」
「外国人参政権には明確に反対」「尖閣諸島は日本の領土」
という主張の持ち主で、中国・韓国からは「軍人一家出身の強行派」「右翼」と警戒されている。
……なるほど、これまでの民主党の総理の路線とは、正反対だ。
ネットでの評判は、
「この点だけは評価できる」というものだったが、
8/29の幸福実現党HRPニュースファイル「 大増税で“野田不況”到来か?」
で黒川白雲政調会長は、
「今後、自らの信念を民主党政権内でどこまで貫けるかは不明です。」
と語っており、その発言に沿うかのように、すでに今日、
【「A級戦犯」発言で軌道修正=野田新代表 時事通信 8月30日(火)12時22分配信 】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000057-jij-pol
という談話が出ていて、
「おいおい、いきなりブレかよ……」
と、先行きに不安を感じさせられる。
実際、この総理が本気で他国から国を守ろうとするかの一つの試金石は、小池百合子議員のツイッターに曰く、
>@ecoyuri 小池百合子
>『朝鮮学校無償化審査、駆け込み認める…枝野長官』(読売)
>野田氏の最初の仕事は、この駆け込みを覆すこと。
とあるあたりではなかろうか。
「朝鮮学校無償化」は、 ギリギリになってしでかした菅元首相のとんでもない置き土産で
【拉致家族「強い失望」=朝鮮学校無償化、凍結求め声明】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011082900848
というコメントが出ている。拉致家族にとってどれほどの無念か。最後の最後まで腹立たしいことをしてくれる首相だ。
さて、新首相、この件を本気で覆してくれるなら、いよいよ本当に日本を守ってくれそうな気がするのだが、なんだか野田首相、なにもやらなさそうな気がしてならない。
加えて、国民にとって内政面で決定的に頭が痛いのは、この人の決定的な「貧乏」体質。
もはや、財務省の傀儡政権として、大増税をやるのは確定だといえよう。
財務相時代の野田首相は、未だ記憶に新しい。「この人、本当に経済のことを知らないのでは」と皆が思ったはずである。
特に、円がずるずる下がってきたときのコメントをニュースの見出しなどから拾って一覧で列挙してみると、頭を抱えたくなる。
・2010,8月 【一ドル85円】野田財務相発言「(円高に関して)注目してみている」
・同年同月 【84円】 野田財務相 「注意深く見守っていきたい」
・2010年9月 【83円台】「重大な関心を持って見守ると同時に、必要なときには断固たる措置を取る」
・同年同月。大規模為替介入
・2011年7月22日【78円半ば】」「一方的な動きが続いている。市場の動向を引き続き注視する」
・2011年8月 【1ドル=76円台】「引き続きマーケットの動きをしっかり注視していきたい」
・2011年7月27日 【ドル77.82円付近】「引き続き市場を注視する」
……見てるだけが多すぎる。
……勇気を奮って介入した場合でも、昨年九月の大規模介入の際に関して、
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/16952?page=4
『昨年9月、当時、1ドル82円を割りそうだった円高を止めるべく、政府・日銀は民主党政権下で 1回目の大規模為替介入に踏み切ったが、野田氏は、
「1日に2兆円も注ぎこんだのにはシビれた」
などと周囲に感想を洩らし、興奮した様子だったという。財務省のお膳立てのもと、自分の一声により、見たこともない巨額のカネが動いたことにすっかり酔ってしまった素人大臣・・・・・・。 」(「現代ビジネス」)
と、手厳しい評判が記されている。
これは、まずい。本当にまずい。
これまで、人柄の良さ、苦労人であることなどが取りざたされて、「今度の首相はマシだろう」といわれているが、やはりどうにも富に対するセンスが欠けているのは否めない。
日本の経済をずたずたにしてしまいそうな悪い予感がする。
……ただ、日本経済には、まだツキが残っている、という感じもする。
大川隆法総裁は、経済に関する民主党の無策に関して、「無能である方が景気が良くなる可能性が高い。有能な人は余計なことをするから。無能である人が上に立つのはある意味いいこと。」「この場合、動かないことが逆にいい」というような発言をされたこともあった。
ヘタに動くと傷口が大きくなるばかりなのだろう。「無策な指導者達」が、幸運にも国を救ったのだ。
ところが、大川総裁の読みは、最終的に一ドル五十円へ向かう、というものだ。(書籍「政治について考える」)
こんなに政治がひどくても、国の通貨が高く評価されるのはいいことだ、という人もいるが、そこへ落ち着くまでに、まだまだ日本の企業は悲鳴をあげなければならない。
そこへもってきて、次なる敵は、貧乏神である。
すでに国民は洗脳されて、増税やむなしといったムードに支配されている。
その上にやってきたガチガチの増税論者の総理によって、日本の経済がそのツキを使い切り、息の根が止まってしまう前に、首相には考えを変えていただくか、あるいは交代していただかねばならなくなるだろう。
国民が招いたこととはいえ、まだまだ日本の受難は続きそうだ。
それにしても、菅首相退陣の、この節目で思うことは、幸福実現党、発足以来これだけ冷遇されながら、この長い長い二年、よく日本を持たせてくれた、という感謝である。
幸福実現党はオピニオン政党、と総裁は語っている。
徒手空拳にして、そのオピニオン力こそが国を守った。
もしこの団体のオピニオンがなかったら……この二年間で、本当に、日本の国はいつリカバリーの効かない転落に見舞われてもやむない状態だった。
ふりかえれば、鳩山内閣の時に、日米安保は完全に破綻していたはずだった。
だが、鳩山氏は突然、「沖縄自衛隊が抑止力である」との見解を示した。
続く菅元首相の時に、日本の国防はすべて丸裸にされ、経済はつぶされようとしていた。
悪いことに、菅首相は失点をほとんど報じないマスコミに厳重に守られ、この夏を超えても粘る手段と口実はいくらでもあったはずであり、「脱原発」などというとんでもない亡国論を繰り出して支持を受け、この大震災を通じて、氏の理想通り、日本に貧しさの平等が行き渡り、、中国からの侵略準備の受け入れは完了しているはずだった。
だが、そうはならなかった。
当初威勢の良かった菅首相の舌は鈍り、奇妙なブレをくりかえしたあげく、やがて天下国家を論じることなく自己保身に終始し、ついにはその執着すらも突然に剥げ落ちた。
まことに不思議な現象だった。
面白いのは、上記した三件について、
「鳩山氏はあのとき、誰に翻意させられたのか」
「なぜあのとき、永田町が不信任案を出したのか」
「なぜ突然、あっさり菅首相が辞任する気になったのか」、
……どこのネット掲示板でも未だに首をひねっている、ということだ。
なるほど、これらのできごとについて、どの新聞の情報も、テレビの情報も、決定的な理由を提示することが出来ない。
だが、知っている人は知っている。
鳩山氏は、総裁の書籍の読了後に、自衛隊に関する翻意のコメントを出した。
同時に、どの団体、どの議員より早く、沖縄米軍に大きく感謝のアピールを行って、米軍関係のプレスに大きく取り上げられ、日米安保をつなぎとめたのは実現党だった。
菅首相のときに、「憲法九条適用外」のウルトラCを唱える、ゴールデンウィークの総裁講義「不惜身命」以降、繰り返される退陣デモで、不信任決議案提出へと永田町を動かした。
さらにこの八月頭の菅首相に関する「憑き物落とし」ともいうべき霊言、「現代の法難(4) 朝日新聞の守護神」の公開のすぐ後に、憑き物が落ちたような菅首相の変貌ぶり。
これらに関しては、「幸福実現党に影響力あり」、と考えると、すべてすんなり辻褄が合ってしまう。
菅首相時代に至っては、大川総裁がオピニオンを出してから一ヶ月以内にムーブメントが起きている。
誰も語ろうとしないが、恐ろしいことに、本来なら、この二年で、日本はもう、立ち直れない事態になっていたはずだった。
失業率は今を遥かに超え、完全社会主義体制の下で、企業は頭をおさえつけられて発展を許されず、日本中に、韓国や中国の企業や拠点が数多く入り込み治安が悪くなり、頼みの綱の米軍は日本から出て行っていたはずなのだ。いっぽうで、日本人の貯金は様々な名目で中国と北朝鮮にみるみる吸い上げられてはじめ、誰もそれを止めることは出来なくなってしまっていたはずである。
だが、その不幸な未来は、すべて、書き換えられ続けてきた。
大川総裁と実現党が、政権外にありながら、確実にこの国を救う手を打ち続けてきたからだ、としか言いようがない。
これがどれほど異様なことか。
数の力でもない。お金の力でもない。
「意見それ自体の持つ智慧」によって、この国をひたすら支え続ける。
こんなことができるのだ、と肌が粟立ち、あらためてすごいものを見せられている気がする。
今、大川総裁は世界中を回り、オーストラリア、インド、フィリピン、中国と、次々と千万単位の人を集めては、「本当は外交官がやらねばならない仕事」をして、日本とのパイプをつくり、中国に革命の種を撒いている。集まった人々が、中国を除いて、七割以上幸福の科学に入会しているなどということは、常識では考えられない。
しかし大川総裁の意図は幸福の科学の伝道のみではない。
総裁が、香港の講演会で「孫文」の名前を出したのは、孫文が日本を拠点に中国を革命した人物であり、その裏に「私たちがあなたがたの革命を支持する!」という熱烈な暗喩を込めた、という。そしてそれを、香港の人々は受け取った、という。なるほど、総裁が講演を行ってから、ますます中国の民主化は加速している。
「日本人の一人の宗教家が、日本人が知らないうちに、国内だけでなく、世界の不幸な未来を書き換えようと動いており、そしてそれが成功している」
……この事実に世の中が気付くのは、おそらく、まだまだ先のことだろう。
だが、人びとが気付いた時には、総裁と実現党は、さらなる先の未来のための布石を打ち、手を打ち続けているだろう。
未来が見えることのアドバンテージを利用して、人びとが気付かぬうちに、世界のほころびを埋め、緑野になるための種を撒く。
もしも「人に知られず、世界を支え続けていくのが仏神の力」だとするならば、幸福実現党は、いま一番神の働きに近い行いをしている政党である、と言っても、言い過ぎではないのではないか。
戦後の日本は、焼け野原になると同時に、「思想の瓦礫」とでもいうべき、左翼の思想がまき散らされた。戦後の知識人達には、その「瓦礫」が、美しいオブジェのように見えたのだろう。瓦礫は今も散らばって、今も日本を埋め続けている。
「瓦礫の山」を取り除いていく、実現党の力仕事は、まだまだ多く、果てしない。
世界を密かに変え続ける、大川総裁の思考をいち早く知るために。幸福の科学・ネット入会 (要千円)はこちらhttp://www.hs-group.org/net/
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