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発足2ヶ月で、支持率50%を切った野田内閣(2)
- 2011-11-19 (土)
- 幸福実現党観察日記
ジェットコースターの急落が始まっている。
【内閣支持35%に低下=不支持36%、初の逆転-時事世論調査 】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111700549
野田内閣、ついに、70%を超えた支持率が半減し、支持率と不支持率が逆転した。
記事のグラフを見ると、菅内閣のときよりも激しい急落「下り最速」を示している。
マスコミは、支持率の低下について、今回も原因は指摘されていないようだ。
……というか、支持率が半減したことすら報道されない。
そんなわけで、個人的な推測でしかないのだが、
まず、
同調査によると、
【TPP交渉参加、53%が賛成=反対3割-時事世論調査 】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111700553
となっているから、TPP参加が原因ではないらしい。
(ただし、17日の産経新聞の発表では
【「TPP交渉参加は日本に利益をもたらさない」87%「離脱できるとは思わない」89%「政府の説明は不十分」94% 産経新聞】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111117/trd11111723390026-n1.htm という結果が出ているから、反対の割合はずっと上がっているのかも知れない)
TPPが原因でないとしたら、原因は一つしか考えられない。
前回の支持率調査の直後に発表された、「10%増税」宣言だろう。
いくらマスコミが「増税が必要」と洗脳して、それが効果があるように見せても、やはりこの時期に、このタイミングで増税というのはいくらなんでも最悪すぎる。
民主党は耳障りのよいことをいって大勝した。
あのとき掲げたマニフェストについて、当時、民主に投票した人びとは「いくつかは実現できないかもしれない」ぐらいに思っていただろうが、まさか、「一から十まですべてウソだった」などというとんでもない政党だとは思わなかったのだろう。
しかし、いま、ようやく民主党の本質が「貧乏神政権」であることが、二年の歳月を経て浸透してきたのではないだろうか。
なお、この支持率の調査は、10~13日に行われたとされている。
その後、支持率が上がるかと言ったら……これがまた、ますます下げるようなファクターばかりが山積みになっている。
参院予算委をふくめたこの1週間も、山岡議員のマルチ疑惑、野田首相の民団との関係など、質・量ともに、すさまじい醜聞が自民党の議員によって次々と暴かれた。
もはや、毎週、民主党関係のトラブルや国会ネタをすべてをあげたら、その見出しと記事のリンクだけで1回分の更新ができるのではないかと思うほど、大量の事件がネットの記事で流れてくる。
そこへ来て、野田首相のTPPに関するドジョウ技も相変わらずすごい。
ここまでひどい二枚舌を国内外で使い分けた首相というのも歴史に残りそうだ。
( 次回に続きます)
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