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2011-12
悪魔の誕生?
- 2011-12-20 (火)
- 幸福実現党観察日記
「悪魔の誕生」。
……おそらく、今日は密かにあちこちで、こんな言葉が囁かれているに違いない。
昨日の午後、「金正日主席、死亡」のニュースが流れたことについてである。
亡くなった方の事を「悪魔」だなどと申し上げるのは非常に心苦しい。
朝鮮人学校の関係者のコメントは、みな悲嘆に暮れている。
【【金総書記死去】 「在日同胞の心の支えが…この悲しみ、在日同胞全員で乗り越えたい」…朝鮮総連・愛知の委員長、嗚咽】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000041-mai-soci
北朝鮮にとっては、金総書記は教祖であり、将軍であり、未だに多くの人々の崇敬のマトであるのだろう。
だが、霊的に見たら、肉体を離れた北の将軍の魂は、まちがいなく「悪魔」と呼ばれる存在に近しいものになるのでは、と、日本の多くの人が思っているのが本音ではないだろうか。
……思えば、金正日将軍こそ、日本における拉致の「主犯」であると言われ続けてきた。
将軍本人は「功を焦った部下がやった」と否定しているが、あの軍部の命令系統を考えるに、将軍の指示なくそんなことができるわけがないのではないか。
逆に、部下のせいにしたこの一言で、拉致問題はストップしてしまった感がある。
さらに、日本人数人を戻し、横田めぐみさんに関しては、高温で焼いて複数の男女のDNAがでているようなとんでもない「遺骨」を押しつけて、「拉致事件は終わった」ようなポーズをとり、解決がきわめて絶望的となった。
拉致だけではない。
何発のミサイルが日本に向けて飛んできたことか。
かの人が、生前何を考えていたのか、あらためて大川総裁の書籍「金日成の守護霊」を再読すると、ぞっとする。
「北朝鮮、ミサイル発射の深層【『金正日守護霊の霊言』CM】 」
曰く、
「核の発射命令を録音してあるので、私が死んでも核は発射できる」
「核があったら日本を乗っ取れる」
「皇居に打ち込めば日本人は衝撃を受けるだろう。天皇陛下には死んでもらうね」
「日本人を拉致したところは日本への攻撃ルート」
「三十五年植民地支配していて何をいうか。日本人は全員が拉致されても文句は言えない」
「日本人が次は『朝鮮人』。アメリカ人が黒人を奴隷にしたように、日本人を連れてきて奴隷にしてあげるから」
「北朝鮮の民衆が餓死しているのは食糧を出さない国連が悪い」等々。
……この人物が、霊界入りしたのか。
正直、暗澹たる思いだ。
おそらく、自分が死んだことも分からずに、三男を「指導」しそうな感じがする。
後継の人物は示威行動のために、日本あたりにミサイルを撃つだろうと推測されているけれど、日本のマスコミには取り上げられないだけで、
【北朝鮮、16日に短距離ミサイルを日本海に向けて発射 政府関係者「注視すべき動き」】http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00213819.html
という事件があった。
(もしかしたら、将軍はこの発射の前になくなっていたのかも知れない)
さらに、
【北朝鮮が弾道ミサイル2発 総書記死去とは無関係か 2011.12.20 01:00】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111220/plc11122001030000-n1.htm >
複数の日本政府高官によると、 北朝鮮は19日午前、弾道ミサイルを少なくとも2度、 日本海に向けて発射した。
というニュースも流れている。
テポドンが日本に降ってくる可能性だけではない。
これに乗じて、北朝鮮から、政治的な混乱を理由に、難民が十万人単位で日本に押し寄せる可能性もある、と言われている。
もしも、その中に北朝鮮の武装した兵士が、「武装難民」として混ざって、民家に立てこもったら、どうなるか。
この場合の武装した兵士とは、本格的な装備がある兵士たちだ。
対応は警察ではおぼつかない。
自衛隊の出動が必要となるだろうが、あいにく自衛隊は、武装兵士を取り押さえるのに、民家の敷地に入ることさえ許されないはずである。
日本海岸のあちこちでそんな事件をおこされたら……あっさり日本などお手上げになってしまう。
この映像が現実化するかも知れないのだ。
①北朝鮮、核ミサイル発射!!North Korea Launches Nuclear Missiles!
②北朝鮮が韓国・日本を侵攻する日
③北朝鮮、先制攻撃!!【北朝鮮ミサイル完結編】
いっぽう、日本の官邸はどうか。
……今回、野田さんは、事前に、北朝鮮で特別放送予告があったのに、街頭演説を行おうとして、慌てて引き返したという。
それでも、「初動は日本が一番早かった」と民主党の議員は自慢しているようだが、初動だけが早くて、打つ手は米国や韓国に完全に負けている。
負けているどころか、
一川防衛相は「特別な情報はない」などと、平然と手の内を晒すようなことを言ってしまったし、
マルチの山岡議員は全保障会議の欠席をして地元で票集め。
日米韓で連携のはずなのに、日韓・米韓だけしか首脳電話会談がなく、アメリカから日本に電話が来たという話は聞かない。
……野田首相には、荷がかちすぎるのではないか。
今や、野田首相は、TPPの説明不足、閣僚の問責、原発収束宣言、消費税増税と、国民を怒らせ放題の真っ最中。
そこへ来て、
【野田トンチンカン「韓国の金正日総書記」…不測事態に不安】
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20111219/frn1112191551007-n1.htm
記事より
>野田首相が演説する予定だったJR新橋駅前では、サラリーマンらの「解散しろ!」という怒号がうずまくなか、
>首相側近である近藤洋介衆院議員が、聴衆に演説中止を伝える際、「韓国の金正日総書記が…」と言い間違えて、
>「韓国じゃねぇ、バカ」とヤジられる一幕もあった。
といったありさまである。
……今こそ、日本のためを思うなら、政権を手放していただきたい。
新たに誕生した悪魔が、自らを省みるにはまだまだ長い歳月が必要だろう。日本憎しの怨念が、簡単に浄化されるとは思えない。
それに対して、物心両面とも、悪魔を迎え撃つ体制にないこの国。
「2012年が国防の一つの正念場」、といわれつつ、除夜の鐘を待たずして、早くも外憂の火種がくすぶりだしたように見える。
日本を沈めようと狙う国内外の勢力から国を守るには、悪魔をよせつけぬ正しい精神的支柱と、保守に回帰した政権がすぐにでも必要ではないかと、雪の降り積もる町で、そう思っている。
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