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幸福実現党の経済政策~(3) 実現党、日本経済を逆転させる〈1〉

 この二月、いきなり、日本に、予期せぬ一つの光が射しこんだ。
 ……何の話か。

【日経平均、続伸で始まる 6カ月半ぶりに9700円台乗せ】
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381949EE0E5E2EA968DE0E5E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
【円安が加速、9カ月ぶり1ドル81円後半に ユーロは110円目前 2012.2.27 08:36 】
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/fnc12022708370001-n1.htm
 ……暗雲が、わずかに割れた。
 そんな思いで、市況を見ていた人は多かろう。
 マスコミは書かないが、値動きの記された新聞を前にして、感謝に土下座した人々は多いはずだ。
 必死になって円高経済と取っ組み合っている人にとっては、創世記で、追い詰められたモーゼの祈りに応じて、海が割れ始めたときのような、インパクトすらあった、というのは、決して大げさな表現ではないと思う。
 ……まことに、ありがたい。
 ひさしぶりに射してきた日の光のように感じられる。民主党政権下ではじめてだ。日本経済、という名の凍った体が、わずかずつ、わずかずつ、温もりはじめた。

 思えば、民主党は、2年前の選挙で菅もと首相などが「民主党が政権を取れば株価三倍」などと、大ウソを吹いておきながら、完全社会主義体制へ移行した。
 さらに、日本が沈むしかないような方向へ、次々と手を打ってきた。
 正直、これを取り返すには十年はかかるのではないかとすら思った。
 だが、ちょうど、この二月十四日、バレンタインデーに、日本は、チョコレートどころではない、格別のプレゼントを貰ったのだ。
 ……一体、何だ。何が原因だ、と、まだ人々は首をひねっていることだろう。
 実際、前々から、これに関する提言はさまざまな人々が行っていた。
 だが、今回、決め手となって、それを起こした最大の原動力は、まちがいなく、一冊の書物。「日銀総裁とのスピリチュアル対話~通貨の番人の正体」である。
 どうやって、一冊の「霊言」が、経済を逆転させたのか。
 その流れを、ざっとふりかえってみたい。

 このブログでは、ちょうど前回の更新で、幸福実現党の経済政策について、
・『国債の日銀が直接引き受け』
・『大型の公共事業』
 の2点セットに触れていた。
 「円の増刷」は過去、高橋是清内閣が行った緊急手当の手段。
 高橋是清は、世界恐慌で大ピンチが目前に迫ったとき、時間がなかったため、片面しか刷らない札束を積み上げて日本を救ったという逸話は有名だ。
 その手法を今使えば、経済を救うことができる……その政策に関する、詳しい解説が
 書籍「日銀総裁とのスピリチュアル対話 通貨の番人の正体」である。

 この書籍が発行されたのは、2012/1/26。

 出版が広告を打ち、書籍が店頭に並ぶと同時に、例によって、会員さんたちが献本をはじめる。
 ……幸福の科学信者諸氏の献本の猛烈さはよく知られている。
 テレビ番組「そこまで言って委員会」だったと思うが、幸福実現党を軽く褒めただけの評論家のところに、一般視聴者から大量の書籍からの献本が集まったと聞くし、菅もと首相の退陣直前にも、「もし空海が民主党政権を見たらなんというか」の書籍が大量に積み上がったという話がある。
 その勢いで、今回は、日銀総裁の霊言が、一気に市井にばらまかれた。
 そして、発刊後、数日。
 幸福の科学広報局長 里村氏の証言によれば、
「信者でも何でもない、とある財界の大物が、この書籍を読んだ。」(2012/02/25 幸福の科学支部にて公開された霊言「ベルゼバブと週刊文春の熱い関係」解説より)
 という。
 このとき、日本に、転機が訪れたのではないかと思う。 (続きます)

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