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幸福実現党の経済政策~(6)実現党、日本経済を逆転させる〈4〉

 なかなか、うまくいかないものである。
【東証大引け、3日続落 2週間ぶり安値 ギリシャ懸念重荷も下値限定 2012/3/7 15:37】
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_07032012000000 
 日銀の「口約束」の効果が切れてきたのか、株価の下落だけでなく、円高も再びその気配を見せたように思われた。
 この日の株価の下落のきっかけは
「単に投資家たちが、利益を確定させるために売りをした」とも
「中国成長目標の引き下げ……【アジア株は下落 香港は1.68%安と下げ幅を拡大:2012/03/06 (火) 14:45】
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=140665
とも言われている。
 しかし、そのような日本の経済へのマイナス材料は、もっときっぱりとした金融緩和が為されれば、ものともせずに跳ね返してゆけることだろう。
 ……結局、株価は、九日、再び【日経平均の終値9929円復活、一時1万円台回復】というところへうねり戻り、日本の強さを世界に示し、経済人は冷や汗を拭った。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120309-OYT1T00845.htm
 しかし、逆に、日銀がいつまでも「口だけ」で緩和を実践しなければ、再び経済はゆるやかに下落に向かうことは確実である。
 ここで追及の手を緩めずに、日銀の発表した「準備金」の額がまだまだ少ないことや、早くより大胆な実践に踏み切ることなどを、日銀に対してもっともっと強烈に働きかけていかなければならないと思わされる。

 それにしても、この霊言の発刊と、それにつづく経済の動きを見ていて、気づかされることがある。
 それは、日本人は、今まで経済的信条に関して、一つの「洗脳」にかかっていたのではないか、ということだ。
 私たちはこう教わってきた。
 『お金を刷ればお金の価値が下がって国が破産する。力のない国がそんなことをしたら、ハイパーインフレになって国が滅ぶ。だから日本は絶対やっちゃいけない』と。
 ふりかえれば、1960年代だったろうか、マスコミは「インフレで物価が値上がりする、ものが高くなっていく、困ったものだ」というメッセージを発信していた。
 「最近ではものの値段が上がって、庶民の暮らしはよくならない、困った困った」という論調が、「値下げは善、値上がりは悪」だと、日本人を洗脳した。
 中学校の社会科でも、授業中、教師たちはそんな口調だった。
 ついで、1990年代になると、マスコミは、
 「日本はバブル経済である。実力がないのに金回りばかり良くなっているのが日本だ。そら、成金がこんな汚い遊びをしている。大変よろしくない」
 と報道し始めた。
 「インフレは悪」「バブルは悪」……日本人の多くがそれを受け入れて事実なのだとおもってきたが、実は、それは、日本の国力を落とすための「洗脳」の一種ではなかったか。
 「自虐史観」ということばがあるが、経済においても「自虐的経済観」、みたいなものが、日本人を毒してきたのではないか。
  「俺たち日本は、実力なんてないんだから、金回りが良くなるのはおかしいことだ、よろしくないことだ」みたいな思想が、この国には蔓延していたのである。
 その「教義」のご本尊は、日銀であったといえる。
 「日銀総裁の霊言」にも、「日銀は宗教団体のよう」だとあるが、 「インフレは悪」というのは、日銀教団の「経済的教義」だったのだ。間違った教義が長らく圧政のようにして、日本を苦しめ、「失われた二十年」を生み出した。

 だが、このたびの書籍「日銀総裁の霊言」は、その「洗脳」を覆した。
 それまで、野田さんや安住さんがきゃあきゃあ「介入した、介入した」とはしゃいでも、ただ膨大な円が融けて無くなっただけであったのが、たった一書……しかも経済書ではない、なんと、オカルティックな「霊言」という書籍で、あっさり逆転させてしまったのだ。
 この逆転は、ひとえに、総裁の発刊と同時に日銀の前でこの書籍を配布した若者たちをはじめ、この本の献本にかけまわった人たちの力だ。
 彼らが日本人を解放する役割を果たしてくれた、と痛感する。
 (実現党のシンパのみなさん、ほんとうにありがとうございました)
 野田首相をはじめ、民主党の議員達は「増税以外に好景気はない」と言われていたことが、はっきりいって「ウソ」であったという現実をつきつけられて、洗脳がとけかけ、混乱していることだろう。
 
 しかし、この背景には、オカルト的なものだけではない、大川総裁の数十年のこの世的努力と実績があった、と言うことも強調しておきたい。
 日本人は、新興宗教と聞けば「頭の足りない人たち」ときめつけてかかる教育を受けてきた。
 しかし、大川総裁は、そうした教育がウソであることを証明した。
 総裁は、さまざまなジャンルに提言を繰り返しているが、その二十年は、単なる学者や、徒手空拳の宗教家のそれではなかった。
 二十年の間に、無借金で、宗教団体の施設や学校、海外事業等の事業を展開していて、なお事業は拡張している。実業家としても大のつく成功者なのである。
 それもそのはず、若い頃の経歴や、そのころの思い出話からも分かるように、金融に関しても歴としたプロなのだ。
 それらの知識と経験を使って一つの大団体を成功させ、数百人の候補者を毎回立てる戦いをしても軍資金がつきないほどの豊かさをなお有しているのが、総裁の今の状態だ。
 90年代から、すでに大川総裁は、
 「今の日本は、紙幣の発行で危機に陥るような国ではない」
 と言い続けたが、それだけの実績のある人物が、なお、提言をし続けているのだ。
 その人物が出す提言は、たんなる霊的啓示のみならず、上気したこの世的な努力と能力に裏打ちされていて、しっかりと説得力がある。
 その言葉に、日本の人々を、誤った経済信条から解放するに足る力があるのは当然と言えば当然のことだった。
 見る人は見ている。
 少なくとも、この二週間で『実現党をはじめとする金融緩和を唱える主張を聞き入れれば、経済が回復するのは間違いない』、と証明された。
 実現党にとっても、「その政策は正しいのだ」、と、自信を持つには十分の手応えだった、といえよう。
 これは、総裁が打ち込んだ一つの弾丸である。
 その弾丸は、このたび、あっさりと日本人のインフレは悪という「経済的信仰」に関する洗脳を解いたのだ。

 しかも、おそるべきことに、今年の最初の二月までで、こうした「弾丸」……つまり、世界を変えうる霊言を、総裁は「三十六発仕込んだ」と言う。(繁栄思考セミナー、質疑応答第三問にて)
 そして、これからそれを打ち込んでいくと総裁は語られた。

 ……一発だけでこの威力である。
 それが今年は、まだ三十発以上も、次々と、あらゆるジャンルに関して、打ち込まれていくというのだ。(三月に入っても、霊言は次々と収録されている)

 ……正直、心が躍る。

 今年、残り十ヶ月、おそらくは大変な一年となるだろう。
 どんな未来が待っているか、考えるだに瞑目したくなる。
 しかし、大動乱のその最中に、総裁の「三十数発の弾丸」が次々と世界をオセロゲームのようにひっくり返していく壮観なさまを、読者はあちこちで見ることができるだろう。
 一冊の書籍が、世界をひっくりかえし、日本の劣勢を叩き返していく姿を、これから読者は見ることができるはずだ。
 ……たとえ、それが避難先の体育館や、侵略軍から疎開していく中であろうと、その瞬間、心の中で快哉を叫び、ささやかながら自分たちの与した戦いに着実な勝利を収めていることに胸が熱くなれるだろう。
 ……それがどれだけの希望であり、喜びであることか、と思う。
 その希望を胸にして、この一年をくぐりぬけ、一人でも多くの友人たちと、笑い合いたいものだ、と思っている。

 とりあえず、今一番、書籍の発刊が望まれるのは、勝栄二郎・財務事務次官の守護霊霊言と、沖縄知事の霊言だろう。
 両守護霊の語る内容自体は、日銀総裁のそれより、はるかに腹立たしいものであろうが、それが世に出るや、今回のような逆転劇が巻き起こる、ということが、読者には分かってしまった。
 今回もまた、日本を最悪の状況に追い込もうとしている当事者たちの本心の暴露によって、一体どこにどんな逆転劇が巻き起こるか……考えただけで頬の筋肉がゆるんでしまうのは、小生だけではないはずだと思うのだ。

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