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実現党、中国大使館・領事館への全国一斉抗議デモを行う
- 2012-11-17 (土)
- 幸福実現党観察日記
11月16日行われた、幸福実現党による中国大使館・領事館への全国一斉抗議行動
……詳細はブログの後半で。
さて。
この十一月十六日、ネットの巨大掲示板とまとめサイトには、
【 あ り が と う 民 主 党 】
の文字が躍った。
続きはこうである。
【 解散宣言だけで日本経済復活 】
……まったく凄い経済効果だ。こちらを見れば一目瞭然である。
【 〔株式マーケットアイ〕日経平均・終値は一目均衡表の「雲」を上抜け、200日線に迫る 4:18pm】http://jp.reuters.com/article/kabuMarketeye/idJPTK055530520121116
……見たってさっぱりようわからん、と言う人も居るかも知れないが、要するに、「東京株式市場では、日経平均が9000円回復」となったのである。
しかも、もう一つおまけがついてきた。
【首相解散表明、円売り加速…82円台の可能性も】
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121114-OYT1T01028.htm
……なんだ。円高対策に為替介入して何十兆円も溶かす必要はなかったではないか。あんたたちが全員辞職すればよかっただけのことだったのだ。
かくして、民主党の解散宣言だけで、急激な円高がとまり、さらに景気が浮揚した。
皮肉にも、「政権交代が最大の景気対策」と言っていた民主党の言い分は、三年二ヶ月後に的中してしまった。
まさか、自分たちが交代することが、最大の景気浮揚につながることが、こんなにはっきり出るとは三年前の民主党員たちは想像すらできなかったに違いあるまい。
それにしても、あらためて、書籍「公開霊言 天才軍略家・源義経なら現代日本の政治をどう見るか」で言われたとおり、野田首相はしたたかだ。
思えば、尖閣の国有化は恰好の「石原つぶし」だったし、12月まで解散をひきのばしたために、橋下維新の支持率はぐんぐんと墜落した。
そこへ来て、維新の会に態勢を整えるスキを与えずに、すばやく選挙に持ち込んだ。
橋下市長、石原閣下、両者の力は夏よりもかなり落ちたはずだ。
しかも、今や民主党の主張は、自民党とかなり似通っている。論点がみなつぶされている。これで民主から剝がれる票を少しではあるが減らせる、と思われる。
これで、そこそこの票をとって、あわよくば自民との連立をも狙っているのではないだろうか。そうなれば、野田「元」首相の権力は安泰だろう。
いっぽうで、大川総裁は、「維新もほかの小さな政党も、この一回の選挙だけで終わるだろう、その理由は資金面だろう」という予測を語ったことがあった。
ここに来て、いきなり維新が、その予見を裏打ちするようなことを言い出した。
【100万円納めて」維新、衆院選公認予定者に異例指示 2012.11.16 15:13】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121116/stt12111615140020-n1.htm
なんとまあ、候補者に軍資金を渡すどころか、候補者が維新の会から出るなら上納金を出せと言いだした。どこのヤクザ、いやいや、どこのフランチャイズだ。
テレビでも、再三、「候補者個人が借金してやればいい」と放言した橋下市長だが、「看板代」まで請求するこんな状態では、中身がないことがはっきりするにつれ、「第二民主党」として、もう一、二年後に大量の離脱者が出そうな案配である。
しかし。
これを見ても、まだまだメディアの洗脳を受けた日本人は、何割かが橋下維新を「信じる」という。
三年前と同じ、ただし、「民主」が「維新」に、「マニフェスト」が「維新八策」に変わっただけ、しかも策の内容は誰もよくわからない、という状態にも関わらず、恐ろしいことに、日本は、同じあやまちを繰り返そうとしているようにも思える。
こんな世情に対して、識者の中からは批判論や絶望感、落胆感があるが、実現党と幸福の科学をウォッチしている立場から見ると、少しずつ少しずつ、目が覚めてきた人の数が増え、明らかにこの国には希望が育っているように見える。
先日の、鹿児島3区補選で、幸福実現党の候補は2%票を獲得した。
たいしたものだ。おそらく、実現党に投票した人は、死票になると分かっていたはずだ。にもかかわらず、今回は、三年前の衆院選鹿児島3区での1.9%を上回る得票ができた。驚愕以外のなにものでもない。まちがいない。実現党は伸びている。ここのシンパはゆるがない。
他の政党が華やかにマスコミに出ては、流れ星のように消えていく中で、時間は、実現党に味方する。
そしてまた、この選挙が、大勢の人々の目を覚ますきっかけになるだろう。
その活動の一環として、 11月16日、幸福実現党による、中国大使館・領事館への全国一斉抗議行動が行われた。
いや、この団体の運の良さよ。
まさか、解散の日取りまで予知していたわけではなかろう。
だが、結果的に、前々から大規模な全国でのデモの準備をしていたその日に合わせて、解散・総選挙となった。
党にとっては、非常にタイムリーで、よい討ち入りとなったのではないだろうか。
全国の主要都市でのデモだったが、一部画像が入手できたので、当日の様子を知る限りで書いてみる。
では、中国領事館の建設問題で揺れている新潟市のデモの様子をどうぞ。
青空が見えている。
天気予報は曇りから雨だったはずで、昨夜もひどい降りに雷まで閃いていたが、じつによいお天気となった。
堀のような水に柳、と昔風のたたずまいが見えるが、これは昭和のこの界隈を再現したもの。
集合地点は、美術館と法務局が道を挟んだ向かいにある公園である。
手作りの立て看。デモの看板なんて、講談社フライデー事件のデモ、それから、オウム教を取り締まれと検察に訴えた地下鉄サリン事件以前のデモ以来、久しぶりに見た気がする。
集会の後、デモがスタート。
街頭には、やたらに交通案内の警官が立っている。しかも、数が多い。みなあわただしくばたばたと走り回っている。
市内の中心部を通る動脈のような幹線で、突然、車線規制が行われているので、「マラソンでもあったか?」といぶかしい顔がちらほら。
そこへ、
『しゅうきんぺいの、★★★★を許すなーっ!』『許すなーっ!』(★★★にはお好きな言葉をご自由にお入れください)
思わず道行くビジネスマンたちが足を止めてふりかえる。
まったく、中国の国家主席を、もろに呼び捨てとは、すごい命知らずの集団である。
そこへ、堂々、パトカーの先導で、お祭り行列みたいな集団が通り過ぎる。
主張の内容がまたすごい。
先頭の大弾幕からしてこれ。
……いきなり中国領事館の建設反対。火中の栗を拾うのを通り越して、いきなり火の中へ飛び込むような内容なのである。
おまわりさんも忙しい。
けっこうな大集団。
……もともと人々が物言わぬ、穏やかな土地だ。
激しいのは左翼ぐらいであるというのに、そこへ真っ正面から中国様に逆らうような、こんなデモ、滅多にない。市内の人々はあっけにとられたに違いない。
みなさん、ごくろうさまでしたと申し上げたい。
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