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2012.12.12 大川隆法総裁 ふたたびの街頭演説 三本の感想
- 2012-12-13 (木)
- 幸福実現党観察日記
いや、驚いた。
虚を突かれてのミサイル発射に唖然とするひまもなく、その直後に大川総裁が、ふたたびの街宣をかけた。
しかも、午後十二時過ぎに東京・霞が関の経済産業省前、午後四時にハチ公前、午後六時、新宿西口と、一日三回である。
立党の時と同様、北朝鮮の不穏さが総裁を動かした形に見えた。
大丈夫なのか。露出が増えることで、総裁へのこれ以上の嫉妬や、暗殺の不安が心をよぎるが、なんとか、無事に三回の街宣を終わられ、ネットにはその動画と内容がアップロードされた。
それにしても、このたびの選挙は、かなりの混戦になるのではないかと予想される。
票読みができない。
マスコミが「自民大勝」としきりと喧伝しているが、それは反対勢力を煽り、浮動票を自民の反対に集めようとしているように思えてならない。この手法は、森元首相のときに、マスコミが使ったやり方だという話を聞いたことがある。
また、維新の会の勢力も強く、このままでいったら、維新が勢力を伸ばし、自民をおびやかすかと思われたときに、最強の壊し屋、小沢さんが動いた。
未来の党の立党。
この一撃で、みごとに維新を割れさせた。その手腕には流石だと唸らせられる。石原さんは本当に「嫌な男だ」と思ったことだろう。これで維新の大勝はなくなったのではないか。
いっぽうで、日本再生の期待をかけていた安倍さんが早くもぶれはじめた。
マスコミはすでに虎視眈々と安倍さんの「二度目の葬式」を出そうとしているようにしか見えない。
北朝鮮のミサイル予告で「国防軍」への批判は収まったものの、今度は経済が叩かれて、袋だたきの総攻撃にあった安倍さんは、政権をとるまでは、と論調を弱め始める。その姿に、先行きの強烈な不安を感じずにはいられなかった人も多いはずだ。やっと保守政権に回帰できるというのに、日本の受難は、まだまだ続くのか……。
そして実現党である。
この一年のNHKや、朝日読売への霊言アタックで、ようやくその名前を、ニュースが読むようになった。ほんとうに、情けないほど僅かではあるが、マスコミが歩み寄った。
数日前に不在者投票に行ったところ、出口調査で夫婦して読売とNHKにつかまったのだが、どちらもアンケート欄の「どこに投票したか」の質問欄に、「諸派」ではなく「幸福実現党」の文字があった。
NHKのラジオも、きちんと幸福実現党の名前を読み上げるようになった。
こちらの地方では、12日、NHKラジオにて、12時半からの政見放送が流れたのだが、その内容も非常に良かった。
幸福、自民、共産の順で流されていたのだが、先頭に出てきた実現党の及川さんが語る、ドイツの脱原発の破綻した話や、ビルゲイツが途上国に寄付をするにあたって、エネルギーについて調べた結果、原発を選んで投資したという話は、初耳だという印象が強かっただろう。
ここまでかちっとした事実を言われたら、そのあとの共産党の感情的な脱原発論が貧相に見えてならない。
しかも、実現党の政見放送で、国防と原発推進を徹底的に語り尽くした後で、自民党は安倍さんが出てきて、幸福の科学が長年訴えてきた景気対策を語る。
まるで幸福と自民とで補完し合うような内容となってしまった。
ちなみに、その後で出てきた共産党は、消費税増税廃止を唱えたが、消費税増税に変わる財源として企業への大増税を上げていた。
……おい、企業だって日本の一部だぞ。というか、企業こそが多くの日本人がつとめている場所だぞ。そこに大増税かけてるんじゃダメダメじゃんかよ、結局日本人に大増税賭けてることに変わりねえぞ、と、企業の昼休みに聞いている人々は、相変わらずの共産節に苦笑を禁じ得ない。
それに比べて、実現党に関しては、同席していた人から「面白かった」と感想が帰って来る。
すべてが、3年半前とはかなり違っている。ネットでも、政策に関しての評価が高まっている。袋だたきではなく、ちらほらと、「だが、内容はいい」「正しいことは言っている」という意見が見え始めている。
まさに龍馬霊言にあったとおり、中国の襲来が、幸福実現党評価のターニングポイントとなった。加えて、3年半前に戦って散った人々と、そのあと、ひたすら堪え忍んで進んできた活動がようやく評価され始めた、という印象がある。
そんなことを思いながら、夜更けにようやくネットにアクセスしてみると、驚愕の街宣三連続が上がっていた。
総裁の法話を自宅で聞ける久々の愉悦。
ただ、惜しむらくは、ひどく音声が割れている。
一般の人は、わざわざ書き起こした要旨まで読まないだろう。
だから、より一般の人にインパクトを与えるには、動画の下に文字の字幕をつけるか、あるいはニコニコ動画のような参加型サイトにアップする際に、言葉を動画にコメントで書き込んでいただけると、おそらく理解度は全然違うのではないかという気がする。
三本の街宣とも、その内容たるや、その音声の悪さを吹き飛ばすようなすさまじいものだ。切れ味がものすごい。たったの10分で、政府、省庁、各党、マスコミ、すべて完膚無きまでに叩ききられている。
日本海岸は今日は雪嵐がぴたりと止んでいたが、動画を見た後では、総裁のすさまじい説法が雪嵐を吹き飛ばしたのではないかとすら思うほどだった。
まず、昼過ぎの霞ヶ関。
◆【速報】北朝鮮ミサイル発射受け、大川隆法・幸福実現党創立者 兼 党名誉総裁 経済産業省前で初街宣 「国防を3年半前から一貫して訴えているのは幸福実現党、ただ一つ」
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5275
内容で何が衝撃だと言って、「北朝鮮のミサイル発射に対して、政府は迎撃態勢を取っていながら九分間、指をくわえてみていたこと」や、「それをNHKが隠すような報道をしたこと」、「安倍政権は一年持たないこと」など、いきなり「ぎゃっ」と言いたくなるような話がぽんぽんとびだしている。ここで叱られているのは霞ヶ関だ。「国税庁は予算をつけろ」とは、強烈な一喝だ。
総裁の口からは、
「電気料金の値上げは、税金じゃなくてなんですか」「10年後にこの国を日本と呼びたかったら、『幸福』と書いてください! 」……短くともはっとさせられる言葉が次々でてくる。
きわめつけ、
「『幸福』と書けば、幸福になる。『幸福』と書かなかったら、他国に侵略されて「降伏」する。」
は名言。
……じつは、ネットで揶揄されるとき、実現党は「幸福」ではなく、「降伏」という名で言われることがある。しかし、この街宣の後は、その揶揄が無効化されてしまうだろう。
「幸福か、しからずんば降伏か」というフレーズは、それほど強烈なものがある。そのどちらかを国民に迫る、実現党はそういう政党なのだ。
【速報第2弾】大川隆法・幸福実現党名誉総裁が渋谷駅前で街宣 「自民、民主、公明が経済失速の張本人」
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5279
総裁は渋谷でもテンションが落ちない。
「私たちが、消費税増税にこの3年半、反対しているのは、共産党なんかと一緒じゃないぞっ! 忘れるなっ! あそこは何でも反対なんだからっ! あんなとことは違うんだっ! 私たちが反対したのは、この国の景気を良くして経済成長をしなければ税収も増えないから、国の財政赤字だって減らないと言っていたんだっ! 」
激しい言葉とともに、渋谷では、経済論が語られる。
本筋から外れるが、「日銀の白川総裁が経済理論とともに英語を忘れている」という指摘は、強烈な一撃だ。こんなこと公衆の面前で言われたら、もう、プライドをがたがただろう。
次の言葉も強烈だ。
「大学に出す前に、1千万、2千万金かけている。なのに新卒者は、就職内定率が63%、3人に2人しか、就職できない。家計逼迫はこれに越したものはない。子ども手当では間に合わない。大学卒業して、失業者出してどうするのか 税金返せっ! 教育費返せっ! 間違っているっ!」
幸福の科学の書籍を読まない人たちにとっては言われてみたら衝撃だろう。
社会のどこが狂っているのか、なぜ生活が苦しいのか、その理由を短い言葉ではっきりとつきつけられたはずだ。
北朝鮮のミサイルに関しても、北朝鮮側の「人工衛星」の発表に対してのコメント、
「人工衛星なら真上に上げろっていうんですよ!」
もよかった。そのとおり、彼らは「成功」と報道しているのである。言うまでもないが、沖縄の上空を通過したと言うことは、日本全域に届くということだ。彼らからしたら、もう高笑いが止まらないだろう。
ミヤネ屋なんか阿呆なプログラムを毎日えんえんと流している場合か。
ことあるごとに、幸福の科学に嫉妬するマスコミであるが、あんなつまらない情報と切れの悪いコメントをえんえんつないで、午後じゅう金をかけたワイドショーをつくり、くだらないスキャンダルを扱ったりして番組を流してみても、たった10分の総裁の街宣にすら、完全に差を付けられて敗北しているのである。
それがマスコミ凋落の原因に他ならないのではないか。
【2012,12,12 動画第三弾】大川隆法・幸福実現党名誉総裁 新宿街頭演説
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5284
総裁の語る前に繰り広げられた、釈さんの街宣、じつはここで初めて聞いた。
堂々としたものだった。人が変わられたようだ。
本人の努力もはかりしれぬものがあるだろうが、これが「総裁ぼめ」の効果かと、改めて総裁の手法に感心する。
おそらく、対談を受けた人々が、ぞくぞく彼女の後を追うように、開花の時を迎えるのではないかと、期待が湧いてくる。
そして、総裁が登壇する。
「国民が間違っているなら、それを叱るのが政治家」……こんな毅然とした言葉を、まさか衆院選の街宣の応援演説で聞くことができるとは。
そして、新宿西口では、その言葉通り、日本人が叱られる。(沖縄をしかり飛ばしたときの、トクマ氏の破顔っぷりを見て、こちらまで破顔を誘われた)
日本人のみならず、中国が、北朝鮮が、叱られる。
日本の首相は、道を踏み外した国ぐにを、叱ることのできる首相でなければならない、という。他の政党では絶対に聞くことができない、正当な宗教政党の、まさに理想の姿だろう。
日本人は今、叱咤されなければならない。その、厳しい叱咤の理由は、危機が迫っているからである。
「北朝鮮の大陸間弾道弾のために、アメリカは手一杯になる」という、悪夢のような図式が語られる。
しかし、その直後に語られるのは、日本人の誇りと、希望を鼓舞する言葉である。
「何が一体恐ろしい! 隣の小さな国がミサイルを作り、核を作り、日本に撃ち込めるようにしている! 何が怖い! 正々堂々と立ち向かえ! この国は3000年の歴史を持っているんだ! 世界超一流の国家である!」
「日本はまだ力はあります! 20年間、経済繁栄を止めていたんですから! これから20年分、発展しますよ! 20年分発展するなら、今の10倍の国家は目指せますよ!」
聞いていてくらくらするビジョンだ。政治的な場で、人にやる気を起こさせる演説がなされたのは、田中角栄氏以来ではないか。もう、これ、どこか一社でいいから、朝のワイドショーでこれを流していただきたい。1日のモチベーションが違う。全然違う。
しかも、この街宣は、仏法真理の香りが濃厚に漂う説法の趣があった。
「日本を見習えば、他国の人たちが見事な国づくりができる理想の国の建設を目指す。そが地上ユートピアづくり」、そのために「必要なことは勇気。断行する力。批判に屈しない心」という言葉は、基本教義の四正道の「発展」の解説に聞こえた。
また、「怖れるべきは恐怖のみ。恐怖を克服するのは未来への確信」
「間違うことをすることしか考えられない人は、何度でも間違う」
と言う言葉は、一転語そのものであった。
街宣の1日を締めくくるにふさわしい説法。
……終わった後の大川総裁の笑顔が、たまらない映像であった。
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