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いつまで続くか、NHKという「取税人」の放送法違反(2)

 「NHKは放送法第4条抵触しているのじゃないか」

 これはあちこちで言われていることだ。
 放送法の(国内放送等の放送番組の編集等)第4条 によれば、

 放送事業者は、
1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
 を守らなければならない。
 NHKはどうだろうか。
 昨年の3月、ネットで話題になったNHKの番組があった。
 NHK「ニュースウォッチ9」のキャスター大越健介氏が、番組の中で、当時の自民総裁の谷垣氏に、消費税増税を迫ったというやりとりだった。
 一部しじゅうを書き起こされた文章もネットに掲載されていたので、読んだ方もおられるかもしれないが、あれは本当にひどいものだった。
 しかし、そうした個々の番組での出来事をひとつひとつとりあげて見るまでもない。
 ラジオにしろ、テレビにしろ、反原発、左翼、中国礼賛のオンパレード。
 NHKは、あきらかに一貫した政治的な主張に基づいて報道している。
 幸福実現党の名前を極力出さないのもその一環だ。
 そうした主義主張を離れたドラマや娯楽的番組報道されているが、NHKのそれは、ずいぶん魅力がなくなったといわれている。
 いや、魅力がないだけではなく、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」にまで、みょうな反日色が混ざっていて、途中からひどく残念なドラマになった。
 結局、娯楽にまで主義主張を盛り込まずにはいられない。
 その姿勢は、とうてい中立とはいいがたい。

 となれば、放送法第4条の項目は、2からあとは全部違反しているのが明白ではないか。
 もはや、教育番組ぐらいしか、魅力に感じるものはないのがNHKの実態のように見受けられる。
  にも関わらず、海保の総予算より、NHKの人件費のほうが多いというのだから唖然とするほかはない。
 【受信料貴族】驚愕!NHK人件費>海保総予算[桜H25/1/10]http://www.nicovideo.jp/watch/1357803446

 このNHKについては、再登板を果たした安倍総理も、何とかしたいと思っているように見受けられる。
 というのも、「琉球新報」や、「週刊実話」などの記事に、
 「安倍政権になってしまった、NHKが危ない」
 「安倍首相はNHKに自分に親和性のある人を送り込み支配しようとしている、けしからん」
 という論調が散見されているからである。
(【琉球新報】<メディア時評・安倍政権と報道の自由>言論の多様性 劣後に 規制と介入推進した前歴2013年1月12日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201314-storytopic-229.html
【週刊実話】 社会安倍総理誕生でNHK報道にも影響? 会長や経営委員長が“お友達”の危険性 掲載号 2013年1月10・17日 新春合併号http://wjn.jp/article/detail/7361349/)

 だが、NHKもそんな安倍政権に対しては黙ってはいないらしい。
 先日、桜テレビで、面白い話題が語られた動画が出て、ネットをにぎわせていた。
 http://www.youtube.com/watch?v=HRsRxwrUCCo&t=5m00s
 この動画の中で語られていることとは、
 「安倍政権が、積極的にNHK改革に乗り出す」のに対し、NHKは、
 「予算案を無事に通してから四月四日に安倍政権に対して総攻撃をする」
 という内部リークがあった、という話である。
 さらに動画では、
 「安倍首相は、読売・産経のトップと会談したことなどから、『朝日NHK連合軍』 対 『読売・産経』のバトルが起きるのではないか」
 とも予測している。

 なるほど、安倍首相は、七月の参院選まではひたすら波風立てぬように事を運ぼうとしているが、それに対して、NHKから切りかかってくる可能性がある、というわけか。
 この報道だけを見ると、あたかも、安倍総理の「二度目の葬式」は、NHKが出すといわんばかりだ。
 NHKは自信満々なのだろう。

 だが、そう簡単にいくだろうか。
 上記した官僚やマスコミ……日銀、財務省、朝日新聞らを思い出してほしい。
 彼らは、民主党政権下で、「長年の夢がかなった」「これでもっと好きなようにふるまえる」と思っていたところが、当てが外れて、方向転換を余儀なくされた。まるで自らの腐った重みで潰える果実のごとくに。
 民主党など、どうなったか。
 先日、「ボケて」という人気サイト(←お題の写真やイラストに、一言ボケをつける投稿サイト。娘に毎晩アクセスをせがまれています)に、こんな投稿があった。
 お題は、「数人の男性が立っていて、白衣を着た一人が顕微鏡をのぞいている」写真。
 この写真に、ボケの効いたセリフを投稿するわけだが、このお題に対して、最も人気・評価の高いボケの投稿はこの一言。
 ……「こんなに小さくなっちゃったんだ、民主党。」 
 顕微鏡で見なければ確認できないほどになってしまったと揶揄されている。因果応報とはいえ、まことに無残な有様である。
 NHKもまた、安倍政権を敵に回すことで、逆に自分たちが世間から見捨てられるということもあるのではないか。

 彼らにも、そろそろ年貢の納め時が来ても、いっこうにおかしいことはない。
 「あんな放送局を”公共放送”にしておくな!」と、巷にそういう声は日増しに多くなっているように感じる。
 「受信料という名の、国で保障された『税金』を得意顔で取り立てて、売国報道についやすぐらいなら、過去のオンデマンドなど、良質の放送番組を資源として、自前で資金を回す放送局となっていただきたい」……そういう声は、今年一層高まっていくだろう。
 少なくとも、強力な保守系団体である幸福実現党とその支持者たちは、NHKの民営化を希望する声が圧倒的に多いはずだ。
 実現党の影響力がどれほどのものか。
 必死になって、その存在を報道しないように努めているNHK自身が、その力をご存じないはずがあるまい。
 敵は安倍政権のみだとお考えにならないほうがよろしかろう。

 かくして、NHKが揺らげば、ほかの左翼テレビ局にも影響が出る。
 日本がマスコミの左翼的な洗脳から解放されてこそ、国防も経済も健やかにめぐっていく。
 それこそが日本にとって、まぎれもない夜明けの吉報以外の何物でもないと思われてならない。
 今年は、その始まりの年になるかもしれないと、ひそかな期待を抱いている。

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